ゴール設定した後の行動で失敗したくない人が読む記事

ゴール設定と行動

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コーチ 中原 宏幸
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コーチをしていると、当たり前ですがクライアントさんのゴール設定に立ち会うことになります。

 

パーソナルコーチングにおいてはいろいろ具体的なお話もできるのでとくに問題ないのですが、セルフコーチングをされている人で『もったいないなぁ・・・』と思うことが最近いくつかあったのでご紹介します。

 

それは素晴らしいゴール設定をされているにもかかわらず、アクションの仕方、実際の取り組み方が現状の延長線上であるということです。

 

この記事では『ぶっ飛んだゴール設定後のぶっ飛んだ行動』についてお伝えします。

 

これはコーチになる前の私が見逃していた最大の盲点でもあり、また多くの人たちも気付きにくい盲点の一つであると感じています。

 

私の場合、この盲点のせいで結果がなかなか出なかったと確信しているくらいです。笑

 

ゴール設定の後、何が変わったのか?

先日お話したある人が『ゴール設定が長い間出来なかったけどようやく見つかりました。』とおっしゃっていました。

 

それは素晴らしいことなのですが、その後『その道のスキルを極めていきます!』というようなことをおっしゃっていました。(その人には個別にアドバイスしました)

 

もちろんゴールの達成方法に正解や不正解はないのですが、極めるというのは勘違いをしやすい表現だと思われます。

 

以前の記事で取り上げた例なのですが、『1年後にアメリカでライブを成功させる!』というゴールを設定したとしましょう。

 

もし先の人でしたら『基本から自分の演奏技術を見直して、さらに一段階レベルアップするぞ!!』と思って部屋にこもって練習に励む可能性があるということです。

 

間違いではないと思いますし、必要なことだと思います。

 

ですが、冷静に考えてみてください。

 

彼(もしくは彼女)はおそらくこれまでも同じように練習してきているはずです。

 

そして新たに素晴らしいゴールを設定しました。

 

しかしやり方はほとんど今まで通りだと思いませんか?

 

もちろん基本は大切ということは分かった上で書いています。

 

現状の外側のゴールなのに今までと同じ行動・・・

 

これって本当に正しいのでしょうか?

 

正しくゴール設定していると失敗の概念がなくなる

正しくゴール設定できていると、設定した瞬間から達成の瞬間まで楽しくてしょうがない状態です。(楽とは違います)

 

ですので、『もしやり方が間違っていたとしてもそれさえ楽しんでしまえ!!!』ということになってしまいます。(理論上は)

 

ですが、私の経験(過去の自分やクライアントさんを見ていて)からコーチングを学んでいるという自信から余計に盲点に気付きにくくなっているケースが多々見受けられました。

 

それはズバリ行動です!

 

ゴールに見合った行動を選択する必要性とスコトーマの怖さ

単純に考えてぶっ飛んだゴールを設定したら、それに見合ったぶっ飛んだ行動をする必要があると思いませんか?

 

ぶっ飛んだ行動を具体的に書くことは難しいですが、少なくとも昨日までやってきたことではないはずです。

 

何も基本的な練習や鍛錬なんて必要ないなんてことを言っているわけではありません。

 

私は基本や基礎練習は大切ですし、日々精度を上げていくべきだと確信しています。(自分の音楽活動から)

 

ですが、真面目な人ほど”自分の技の精度や完成度、パフォーマンス”にロックオンしてしまう傾向があります。

 

ロックオンするということは、それに照準を合わせるがためにそれ以外がボヤけてしまうことを意味します。

 

つまり盲点になりやすいのです。

 

『基礎練習が最重要課題、あとは時間があれば・・・』くらいに以前の私は本気で思っていました。

 

もちろんケースバイケースであることはわかっています。

 

ですがコーチングの基本はゴール側から現状を観ることです。

 

つまりゴール逆算式だと言えます。

 

『1年後自分は〇〇になって活躍している。そうであるなら今何をするべきか?』

 

と考えるのが自然だと言えます。

 

先の『1年後にアメリカでライブを成功させる!』というゴールを設定したにもかかわらず、10ヶ月前までひたすら部屋にこもって練習をするということを意外とやってしまうということです。

 

側から見ればそんなことする人なんていないだろうと思うかもしれませんが、”自分の技の精度や完成度、パフォーマンスを磨くこと”にロックオンしてしまった人はやってしまうのです。

 

それがスコトーマの怖さなのです。

 

『まだまだ自分なんて』は言い訳にならない

行動できない悩みは過去の私も持っていましたし、よく相談も受けます。

 

実はこの”行動”ができない理由も掘り下げてみると原因はたった一つです。

 

それはゴール側の自分の視点で現状の自分を観ることができていないということです。

 

行動できない人は『まだまだ自分なんて・・・』という気持ちが無意識の中に存在しています。

 

見方を変えると”失敗を恐れている”などいろんな捉え方ができると思うのですが、現状の自分ベースで取り組むべきことを判断しているのでなかなか自分にOKが出せないのです。

 

もしこれがゴール側の視点で現状を見ることができていたら、

  • 私は成功は確信している。だから失敗を恐れる必要はない、どんどん行こう!
  • 私は成功は確信している。失敗は自分を加速させることを知っている、どんどん行こう!
  • 私は成功は確信している。成功の可能性があるのにやらない理由はない、どんどん行こう!

このようにごく自然に判断することができます。

 

実際に行動に移す際ゴール側から観ることが”出来ていない”と書きましたがこれもスコトーマです。(実力や能力の問題ではありません

 

ゴール設定した時はゴール側からの臨場感を保てていたのですが、行動となった時につい、いつもの癖で物理的現状から判断してしまったのです。

 

ですからこのことでエフィカシー(ゴール達成に対する自己評価)を下げる必要は全くありません

ガンガン見切り発車で行きましょう

ゴール設定してもなお、今までの行動を続けたがる人がよく言われるのが『まだ準備が出来ていません・・・』とおっしゃいます。

 

結論から言いますと、ガンガン見切り発車で行くべきです。

 

何かを、誰かを待つ必要は全くありません。

 

もしあなたの尊敬する(ゴール側の)人がいるのであればその人をよく観てください。(可能であれば付き人のようなことをさせてもらいましょう)

 

日々のタスクを並列的に処理しているはずです。(逐次的にやっていてはほとんどの場合通用しません)

 

『これを終わらせてから、これに取り掛かるぞ。』とはやっていないはずです。

 

サッカーの試合でパスをもらうために立ち止まる人がいないのと同じ理由です。(次の行動を読みますよね?)

 

もしどう考えても今の自分には不可能だと思ってしまったときは、ここでもやはりゴールの自分から判断してください。

 

ゴールのあなたなら確実にできるはず、やっているはずです。

 

実力不足だとわかっていても失敗を気にせず挑戦していますよね?

 

それでも失敗ができないとき、するべきではないときは、実力不足を補うための行動をするだけです。(ワンクッション挟むだけです)

 

極めるというのは結果論

趣味のゴールにおいて、何かを極めるというのはただただ楽しいものです。

 

ですが仕事のゴールにおいては極めることを最優先するべきかどうかを考える必要があります。

 

仕事の定義は『社会に役割(付加価値)を提供すること』です。

 

そこには当然、相手(お客さん、クライアントさん)がいて、スタッフやチームがあります。

 

他者を巻き込む場合は取り組むべき優先順位を自分勝手に決定する訳には行きません。

 

これはミュージシャンあるあるなのですが、ライブ前のリハーサルを繰り返していると無性に基礎練習を徹底したくなってしまうことがあります。

 

理由としてはリハーサルを詰めていく中で自分のアラを直視することになって『こんなの自分らしくない!』という想いが湧いてきて、軽い認知的不協和になるためだと思われます。

 

私も何度も経験があるのですが、ここで自分の都合でリハーサルを中止して基礎練習に打ち込むことはありえないでしょう。

 

なぜなら精一杯の演奏を提供することがこの場合のゴールだと言えるからです。

 

実はぶっ飛んだ行動をするために他者を巻き込むことはとても有効です。(そのために巻き込む訳ではありませんが)

 

自分一人だけで考えるとどうしても小さくなってしまう傾向があります。

 

ですから仕事のゴールはもちろんですが、趣味においても誰かを巻き込む(幸せにする)ことで、それまで考えもしなかったアイディアや行動を実行してみたくなってくることがよくあります。

 

極めるというのは、私も音楽をやっていますので大好きですし、技を磨きたい気持ちもよくわかります。

 

ですがそのことでぶっ飛んだ行動の邪魔にならないように配分を考えたいものです。

 

ぶっ飛んだ行動の重要性を述べてきましたが、”ぶっ飛んだ行動=突飛な行動”ではありません。

 

今までの現状ベースの行動ではないことをするから未来が変わるという単純な話なのです。

 

現状の自分に遠慮はいらないのです。

まとめ

『ぶっ飛んだゴール設定後のぶっ飛んだ行動』

  • 現状の外側のゴールなのに今までと同じ行動だけでは足りない
  • ぶっ飛んだゴールを設定したら、それに見合ったぶっ飛んだ行動をする必要がある
  • 真面目な人ほど”自分の技の精度や完成度、パフォーマンス”にロックオンしてしまう傾向がある
  • コーチングの基本はゴール側から現状を観ること
  • 現状の自分ベースで取り組むべきことを判断しているのでなかなか自分にOKが出せない
  • サッカーの試合でパスをもらうために立ち止まる人はいない
  • どうしても失敗ができないとき、するべきではないときは、実力不足を補うための行動をする(ワンクション挟む)
  • ぶっ飛んだ行動をするために他者を巻き込むことはとても有効

 

ぶっ飛んだゴール設定がせっかく出来たにもかかわらず、行動は今までの癖で現状ベースの人が多いように感じたので今回のような記事を書きました。

 

ぶっ飛んだゴール設定に活用いただけたら幸いです。

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