人生がつまらない孤独な社会人が最短最速で人生を変える方法

こんにちは。

プロフェッショナルコーチの中原宏幸( @coach_nakahara)です!

会社に入って1年もすれば目新しいことはすっかりなくなって、大変ではあるけど毎日同じようなルーティンワークが続いている・・・

そのように思っている人はとても多いのではないでしょうか?

私も6年前までは毎日そんなことを思っていました。

  • 昨日とほとんど同じ今日がやってきて、何も感情が動かないまま1日が終わってしまう・・・
  • 安定といえば聞こえはいいが、これで良いのだろうか?と自問自答してしまう
  • 自分のためではなく会社のために頑張らされているのではないのか?
  • 『なんか面白いことないかなぁ・・・』と言いながら新しいことを始める気はない
  • いつも漠然とした将来に対する不安を抱えている

 

などなど、『なんか人生つまらないなぁ・・・』と毎日のように考えていました。

 

自己啓発の本などを読んだりもしましたが、ほとんど変化しませんでした。

 

ですが今は原因と解決方法がはっきり見えています。(そして解決済です)

 

この記事では『人生がつまらない孤独な社会人が最短最速で人生を変える方法』についてコーチング理論をベースに解説していきます。

 

先ずはじめに必要なのは”あなたの現状に疑問を持つということです”

 

『こんな現状の自分はおかしいよな・・・』、『ここは自分の居るべき場所じゃない・・・』など、先ず今の自分の現状を疑わなければ何も始まらないです。

 

自分に正直になって、欲しいもの(状態)は欲しいというと思っていいといいうことです。

 

方法はその後で見つかります。(見つけます)

 

今の自分に納得できていないにもかかわらず、物欲を満たすようにいろんなものを買い揃えてもその場しのぎにしかなりませんよね?(対処療法です)

 

その根本的な対処方法をお伝えしていきます。

1.なぜ人生がつまらないと感じるのか?

私たちが人生をつまらないと感じるのは幾つかの理由があります。

  1. 人生に目標がない
  2. 人と比べてしまう
  3. やりたくないことばかりしている
  4. 毎日が同じ繰り返し
  5. やりたくない仕事で消耗し切っている

などではないかと思います。

 

まとめますと、『自分の心からやりたいことをやっていないから』ということになります。

 

人生に目標がないというのはやりたいことがないということですし、人と比べてしまうのも大好きなことではなく社会の基準で生きているからです。

 

毎日が同じ繰り返しで、仕事で消耗しているというのも、やりたくないことだからではないでしょうか?

 

コーチング的にいいますと『ゴールがない状態』と言えます。

 

ちなみにゴールがない状態というのは『現状維持がゴール』と同義です。

 

ですからゴールがない状態だと、望んでいない現状に対して『一刻も早くこの状況を変えなきゃっ!!』と意識では思っていても無意識は必死に現状維持をしているという悲惨な状態を維持してしまうのです。

1-1.ホメオスタシスが私たちをつまらない現状に縛る

私たちの無意識は安定した状態を好みます。

 

これを恒常性維持機能(ホメオスタシス)といいます。

 

暑い時に汗をかき、体温調節をしたり、激しい運動をすると心拍数を上げて必要な血液を行き渡らせるようにする自動調整機能ですね。

 

また情報的にも所得や自己イメージ、自己評価に対しても同じように働いています。

 

痩せたくてダイエットをしているにもかかわらず何かしらの理由をつけて食べたり先延ばしにしてしまうのもこのホメオスタシスによる恒常性維持です。(感覚的には現状維持です)

 

これらは、例え納得していない状態に対しても働きます。

 

それが先ほどの意識では何とか変わろうとしているのに無意識が抵抗して現状に留まろうといしている状態です。

 

この状態は本人からすると現状が半固定化していると見えています。

 

『完全に固定ではないけれど、動かすのはものすごく大変なことだ・・・』と思い込んでいる状態です。

 

仕事は我慢して当たり前という思い込み、プログラムが走っているから我慢し続けてしまうのです。

 

そう簡単に変わらない。もしくは変えてはいけないという思い込みから来る閉塞感で苦しい状態といえますね。

 

2.ワクワクする毎日はどこにあるのか?

では、ワクワクする毎日はどこにあるのでしょうか?

 

それはズバリ、現状の外にあります。(コンフォートゾーンの外ですね)

 

現状とは何かといいますと、『あなたが普段当たり前にやっていること』ということができます。

 

物理的な場所、行動範囲はもちろん人間関係や収入なども入ります。

 

また突飛なことをしない限り訪れる未来も含めて現状といいます。

 

例えば仕事が好きではない営業マンがつまらない現状を打破するために根性と気合で仕事を頑張って課長になってもそれは現状ということになります。(いずれ叶いそうな目標ですよね?)

 

反対に今までの営業スキルを活かして、仲間と楽しみながらベンチャーを立ち上げる準備に取り掛かるというのは現状の外側へのアプローチだといえます。

 

このように現状が楽しくない状態ではワクワクする毎日は現状の延長線上にはありません。(現状の外側が全て楽しいことという意味ではありませんが)

 

ですが多くの人がやってしまいがちなのは現状を維持しながら必死に楽しいことを見つけようとしてしまうということです。

 

3.小さな目標を設定するからつまらない人生から抜け出せない

現状から抜け出せない原因の一つに小さな目標設定をするということがあります。

 

これはほとんどの人が学生時代からやってきた一般的な目標設定ではないかと思います。

 

すなわち現状の内側の目標設定ということです。

 

この目標設定を現状を大きく変えるために使ってしまうと身動きが取れなくなります。

 

先述した通り、ワクワクする毎日は現状の外にあります。

 

それは部分的な改善やアップデートではなく、根本的なシステム、つまり考え方、生き方、仕事への向き合い方を変える必要があるということです。

 

にもかかわらず、現状の内側の目標を設定してしまうと今の望まない現状の最適化をしてしまって、その状態をさらに強化してしまうことになるでしょう。

 

そうなるとさらに現状を離れられなくなってしまうというわけです。

 

ここでは現状の外に目標設定をしていきます。

 

つまり今の仕組みのままでは到底達成できない目標を設定するから現状を変える、抜け出すことができるのです。

 

ワクワクは現状の外にあるのですから当然ですよね?

 

コーチングではゴール設定といいます。

 

ゴール設定に関しては『ゴール設定の方法〜劇的な変化を体感するコーチングの基本〜』をご覧ください。

 

ベンチャーの立ち上げの例でも書きましたが、現状の外に心からワクワクするゴールを設定することで、行動できるようになり、結果的に現状が変わっていくということです。

 

現状の内側の目標設定もタスク処理の最適化などには役立ちますが、ゴール設定とは本質的に異なるものですので使い分けて頂けたらと思います。

 

4.遠足と私たちのゴール設定

ここでは少し子どもっぽいですが”自分の大好きなやりたいこと”を遠足に例えてみていきましょう。

 

一応、遠足のゴールは目的地に行って帰ってくることですが、ここでは目的地までと考えてください。

 

私の記憶では遠足の日程は数週間前のホームルームでプリントで配布されていました。

 

重要なのはこの時点でみんなテンションが結構上がっているということです。

 

そしてグループに分かれたりして、当日の計画を立てます。

 

この時点で調子に乗りすぎて先生に怒られる人もいますよね?笑

 

コーチングでいいますとマインドで先取りして楽しんでいる状態です。(臨場感次第ですが本番と大差ない人もいます)

 

遠足までの期間も楽しいですよね?

 

おやつを買いに行ったり、母親とお弁当の相談をしたりと普段しないような話を結構しますよね?

 

当日はいつもと格好も違いますし、普段授業を受けている時間に集団で出かけるという非日常を体験します。

 

そして目的地について『やっぱり最高に楽しかった!!』となるわけです。(ゴール達成ですね)

 

実はここまでの遠足の工程はゴール設定から実際の行動まで全く同じです。

 

重要な部分をピックアップしますと、

  • ある日先生からプリントで知らされるというのがゴール設定です。
    →ここは私たちは大人ですので自分で設定します。
  • その時点でテンションが上がる
    →過去の記憶でイメージしてもうすでに楽しい状態になっています。
  • グループに分かれたりして、当日の計画を立てます。
    →さらに細かくイメージしてリアリティを上げると無意識にニヤニヤしてしまいます。
  • おやつを買いに行ったり、母親とお弁当の相談をしたりと普段しないような話を結構します。
    現状の自分ではやらないような行動でも自然とできてしまいます。
  • 普段授業を受けている時間に集団で出かけるという非日常を体験します。
    現状を抜け出し、大好きなことをひたすら行動します。

自分でゴールを設定するということ以外は全くと言っていいほど同じですよね。

 

ここでもっとも重要なことが、プリントが配られた時(ゴール設定の時点)からすごく楽しい状態になったということです。

 

以前の私もそうでしたが、自分が手に入れられるものにロックオンしすぎて、その過程を楽しむということを忘れてしまいます。

 

結果に執着するあまり、『失敗を恐れて行動できない』という非常にもったいな状態で動けなくなってしまっているのです。

 

本当のゴール設定は思いついた瞬間から楽しいのです。

5.人生がつまらない孤独な社会人が最短で人生を変える動画解説

まとめ

メディアの影響だと思いますが、私たちは『楽しい事、幸せ=成功や結果の状態』という思い込みがあります。

 

しかしよく見てみると、本当に幸せな人は幸せな現状に留まっている事は少ないように思います。

 

自分の大好きな事を思いっきり楽しんで、可能性を広げる挑戦を欠かさない人だといえませんか?

 

これは当然、一つの職場に安定したと思ってしまうと見えなくなる可能性です。

 

そして気が付くと大きな機械の部品のような主体性を手放した人生になっていると思えてしまうのです。

その結果、

  • 昨日とほとんど同じ今日がやってきて、何も感情が動かないまま1日が終わってしまう・・・
  • 安定といえば聞こえはいいが、これで良いのだろうか?と自問自答してしまう
  • 自分のためではなく会社のために頑張らされているのではないのか?
  • 『なんか面白いことないかなぁ・・・』と言いながら新しいことを始める気はない
  • いつも漠然とした将来に対する不安を抱えている

という状態から抜けれなくなっています。

 

でも大丈夫です。現状を変える方法はこの記事でお伝えしましたし、方法もわかりました。

 

現状を変えないとどうにもならないようなゴールを設定し、その行動を楽しむことですね。

 

さらに重要なのは今の現状がどうであるかは関係ないということです。(どうせ留まっていない、変え続けるのですから)

 

幸せな状態かどうかよりも、どんな状態かに拘らず幸せだと思える生き方を選択し続けているのが幸せだといえます。

 

とくに何をやっても生きていける日本においては顕著に感じられるのではないでしょうか。

 

やりたいことがない、出来ていない人は『今からやっても・・・』とか『大変そうで・・・』などいろいろ考えてしまいます。

 

ついつい結果ばかりに目がいってしまいます。

 

ですが本当に楽しいことをするには探している段階で結構楽しいです。

 

幸せな状態という結果より幸せな生き方、計画の段階ですでに楽しい生き方にシフトするお役に立てれば幸いです。

 

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