今回は意識と無意識について書いてみようと思います。
タイトルの『15歳のギターキッズが偏差値では問題無い進学校に進めなかった理由』の15歳のギター少年は18年前の私です。
当時ギターを始めて1年くらいで如何にして上手くなるかということしか考えていませんでした。笑
そんな私も高校受験を迎え、そこで強烈な無意識の抵抗に遭います。
その時のことをコーチング理論でゆるーく解説していきたいと思います。
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意識と無意識について
この記事で一つだけ、無意識の定義をさせてください。
無意識とはどのようなものでしょうか?
ここでは分かりやすく”意識しなくてもやっている思考や行動”としておきます。
私たちが何かを習得するためには無意識化することが重要になってきます。(スポーツ、音楽、武道など)
車の運転にしても教習所で乗りたての頃はすべて意識で動作の確認をしていたと思います。
進行方向を確認して、方向指示器を出して、ハンドルを切って、センターラインを意識しつつ・・・といった具合ですよね?
しかし慣れてきて、無意識化ができると”頭にイメージした通りに曲がる”という一つの意識で先ほどのタスクがすべて含まれているということです。(つまり無意識化です)
つまり意識で反復して繰り返すことで無意識の深い部分まで落とし込むというイメージです。
この無意識の力はとても大きなものです。(意識して使える力と比べて)
馴染みもある言葉で習慣といってもいいでしょう。(習慣を意識して変えるのって大変ですよね?)
高校受験を邪魔したもの
当時、中3の私は親から言われた通り地元の進学校を受験する予定でした。
家から近かったですし、大学は行かなきゃダメという洗脳を受けていたからです。笑
1学期までは順調に勉強していたと思います。
ところが夏休みが終わって、急ブレーキが掛かりました。(自分でかけたのですが)
原因はもちろんわかっています。
その頃になると高校の話になって、兄や姉のいる友達から、その進学校の情報が一気に入ってきたためです。
- 0時間目があって登校と同時に授業がはじまる
- 夏休みは一応あるが、お盆休み以外補習があり授業が進むため、ほぼ強制
- バンド活動はもちろん部活などもそんなに時間を取れない
- 宿題の量が半端ない(すべて提出できた人は未だに一人もいないらしい・・・)
正直、冗談じゃねぇ!!って思いました。笑
当時はギターを弾くことが自分にとって最も重要なことでした。
ですから、その進学校の情報が入ってくるたびに憂鬱な気持ちになっていましたね。
しかし、自分で言うのもなんですが当時の私は素直でいい子だったために親に進学校には行きたくないとは言えませんでした。
で、どうしたかといいますと成績がぐんぐん勝手に下がっていったのです。(わざとではありません)
勉強自体はそれなりにやっているのですが、集中できない感じなのです。
親も気が気ではなかったのでしょう、ある日学校から帰ると父親が私の部屋のテレビを撤去していました。笑
そんなことをしても私の成績は上がるはずはありません。
だってテレビなんて見ていなかったからです。(当時はB’zが出演した歌番組くらいしか観ていませんでした)
私の進学校への入学を全力で阻止しようとした無意識を働かせたものは”理想と真逆の未来”です。
1日に少しでも長くギターに触れていたいと思っている少年に補習と大量の課題、しかも夏休みが1週間しかない学校に行けと言って素直に行くはずがありません。(いくらいい子でも全力で抵抗します)
親に刷り込まれていた『大学に入って公務員になる』という洗脳が解けた瞬間でもありました。(それまでの私は何の疑いも持っていませんでした)
私の父親はそれまでは成績のことでお金や物をチラつかせたことなどなかったのですが、『高校に受かったらGibsonのレスポール買ったげるよ!』とまで言ってきました。笑
しかし私の心は1ミリも動きません。
レスポールが当時25万円くらいだったので、夏休みに本気でバイトすれば何とかなると思っていたからです。(実際に高1の夏休みのバイト代で買いました)
それよりも、部屋に憧れのGibson レスポールがあるにもかかわらず勉強に追われて弾く時間がない1年後を想像してゾッとしていたくらいです。
その後何度か親とぶつかり、地元の商業高校へ行ったわけですが、これ以降これほど無意識の抵抗を感じた体験はまだありません。
無意識の抵抗がある状態では実力が発揮されない
このような体験をされている人は結構いらっしゃるのではないかと思います。(とくに学生時代)
学生時代は親の影響力はまだまだ強いですし、子どもという立場は弱いですからね。
ここで考えて欲しいのが、『では今はどうなんだろう・・・?』ということです。
私はある意味素直だった学生時代だから無意識の抵抗を素直に出すことができました。(Noと言えました)
もちろん人によって違うでしょうが、社会人になると親の影響力はかなり下がってくるのではないかと思います。
しかしそれと入れ替わるように会社の洗脳が待ち構えているケースが非常に多いといえるのです。
実際、社会に出ると新入社員時代などではとくに『我慢が必要だ!』『家族の生活を背負っているんだろ!?』『好きなことばかりできるのは学生までだ!!』のような、一見するともっともらしいことを言われ、受け入れてしまっていませんか?
周りもそうなんだからと、自分の気持ちに蓋をして生きている人が多いと感じるのは私だけではないはずです。
無意識の抵抗にすら気づかないようになってしまっている可能性がかなり高いと言えます。(周りがそのような人で溢れかえっているからでしょう)
- ある程度の結果や成果を出しているのもかかわらず満足できない
- 何をやっても張り合いや、達成感がない
- 月曜日が苦痛で仕方ない
- とにかくやる気が出ない
このようなことが思い当たる人は『本当はこんなことやりたくないんだ!』という無意識の抵抗に気づかないふりをしている可能性が高いですよ。
学生時代を振り返ってみる
学生時代を振り返ってみたりするでしょうか?
学生時代というよりは自分が最も輝いていた時です。(今がその時なら素晴らしいです!)
その時の熱量を今の仕事に向けることができたらすごいことになると思いませんか?
そんなに情熱を持てるような仕事ではないと感じているのでしたら、本気で探してみませんか?
今回は無意識の抵抗というブレーキの側面を中心に書いてきましたが、無意識はかなり強烈なアクセルでもあります。
それは大好きなことをやっているときにのみ働きます。
『大好きなことをやるんだ!!』ということにロックオンできれば(腹をくくれば)周りに止められてもどんどん加速していきます。
実は大好きなことをやっている人と好きでもない仕事を嫌々やっている人の差はほとんどありません。(物理的な作業自体は)
ただ、どうでもいい現状をキープすることが目的なのか、自分のやりたい事のための準備として勉強のため、ファイナンスのために取り組んでいるのかがその後の二人を命運を分ける大きな差になってくるのです。
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私の公務員洗脳が解けたお話にお付き合いくださりありがとうございました!!