そこそこの満足が一番厄介な理由

こんにちは。

毎日をやりたいことだらけにする専門コーチの中原宏幸(@coach_nakahara)です!

 

昨日はオンラインセッションと地元の新聞社のコーチング講座があったのですが、いい刺激、出会い、学びの多い1日でした。

岡山は先日から真夏日が続いています。

移動で汗だくになったのですが、やはり物理的に動くって大事ですね。

自宅でセミナーモードに入るのは苦労するのですが、場が変わるとすんなり入れました。w

こう暑いと気温差や冷たいものでホメオスタシスがついて行けなくなって体調を崩しがちです。

お気をつけ下さいね。

 

さて、今回のテーマは『そこそこの満足が一番怖い』という話です。

私の体験コーチングにいらっしゃる方の中に一定の割合で『現状にとくに不満はないんですよね〜』という人がいます。

これについてどう思われますか?

 

またご自身の現状を見渡してみていかがでしょうか?

もちろんその言葉通り受け取って『あっ、そんなんですね。だったらいいんじゃないですかね』とは言わないですよ。

その人の中にある顕在化していないwant toだったり、ゴールにアクセスできるように働きかけます。

意識することが先ずは重要でそこからしかスタートできません。

苫米地理論でいうRゆらぎですね。

 

では何を意識するのか?ゆらがせるのか?ですよね。

私がよく指摘するのは偽物のゴールです。

つまり『それってあなたが本当に欲しいものですか?』ということですね。

 

これは来られたクライアントさんがすでに設定しているゴールもそうですし、何気なく続けている習慣などにも有効です。

ところであなたは甘いものは好きですか?w

 

というのも、昨日ブログの整理をしていたら過去に書いた『甘いものがゴール達成の邪魔をする』的な記事が出てきました。

ブログを立ち上げたばかりの時に書いた記事なので内容は大したことはないのですが、面白い視点だなぁと自分で少し感心していました。w

 

どういうことかといえば、ゴールすなわち本当にやりたいことへの渇望感を手軽に気持ちよくなれるもので誤魔化していないだろうか?というものです。

 

これは当時の私が思い通り行動できない理由を自分なりに考えて書いたと記憶していますが、すごく重要なことです。

ポイントは脳は気持ちいいことが好き、そして現状維持が好きということ。

 

お酒やマイルドドラッグと言われている砂糖はもってこいですよね。

現状の中で手軽に気持ちよくなれちゃいますから。

息抜きや食事、お茶を楽しむにはいいですが度を越えると怖いわけです。

 

話を戻して、そこそこの満足ですが、現状での小さな気持ちよさであなたの本当に欲しいものがマスキングされている可能性が高いということです。

 

先にご紹介した『現状に不満はとくにない、でも何か気になる』という人は特にですね。

ですから、現状の中での手軽な誘惑を絶ってみると結構な気づきや発見があります。

とくに行動できない時には有効ですよ。

なにもこれはストイックになろうということではなく、気軽に現状を揺るがせてみようというものです。

 

現状の外のゴールって始める前は難しそうに感じますが、子ども時代はみんな普通にやってましたよね。

泣き笑いしながら成長すること、学ぶことを楽しんでいたはずです。

でも大人になるとできる範囲内でコンパクトに収まってしまう。

これになれると成長する感動、学ぶ喜びを忘れてしまいます。

勿体無いですよね?

 

ここまで読んで『あっ、確かにそうだなぁ』と思ったあなたは現状の外の喜びを求めているのではと思います。

ぜひ習慣化している小さな満足を意識して外してみて下さい。

 

ジャンクフードを絶つと味覚が洗練されるようにゴールがクリアに見えてくる可能性が高いです。

行動力も上がりますよ!

気軽に試してみて下さいね。