こんにちは。
毎日をやりたいことだらけにする専門コーチの中原宏幸( @coach_nakahara)です!
最近『ゴールは現状の外でないとダメですか?』
また『今の現状は全て変えないといけないのですか?』という質問をよくされます。
シンプルに言えば『どんなゴールを設定するのも本人の自由ですよ、ただ現状を変えたいような大きな変化を望んでいるのでしたら取り敢えず現状の外に出てみる必要がありますね』ということです。
今回お伝えしたいと思ったのはこの質問の裏に見え隠れする盲点です。
それは『現状を大きく変える方が大変なのではないのか?』というものです。
つまり出来るだけ現状のまま、自分の理想に近付けたい、そのほうが楽(もしくは早い)なのでは?という意図です。
これはある意味では正解です。
実際あなたのゴール側、すなわち現状の外はあなたが全力で取り組んでもすぐにクタクタになってしまうくらい苛烈な世界です。
地元ではそこそこ注目されていた選手が全日本の選抜の合宿でヒーヒー言っているようなものです。w
確かに辛そうだし、実際しんどいと思います。
でもこれは結論を言うとすぐに慣れるのです。(この慣れが重要!)
では全日本選抜の合宿なんて行かずに地元の中で活躍する、その道はどうなのでしょうか?
もちろんそれを選択されたのであればそれでいいと思います。
その人のゴールですからね。
ただ楽なのかといえばそうではないのです。
同じように練習して現状の中の競争を勝ち抜かなくてはいけません。
新たな競争相手も現れるでしょう。
同じ現状の中で全力です。
では現状を飛び出した人と残った人は何が違うのかといえばゴールと無意識の使い方です。
ゴールは当然どんな選手になりたいか?、そして無意識の使い方とはどんな環境に最適化するのか?ということです。
ゴールを大きくするほど大変そう、反対に現状に近ければ楽そうというのは多くの人が感覚で持っていると思います。
ですがこれは文字通り感覚です。
感覚は環境によっていくらでも、そして簡単に変わります。
大きく裏切るのです。
ではこれを現状の視点とゴール側の視点で観てみましょう。
現状から見ると『このままの方が楽なのになんであいつはあんなに頑張ってるんだろう・・・』となり、
ゴール側から見ると『現状の不自由さに文句を言いながら疲弊してるってもったいないなぁ・・・』となります。
現状に留まった人は現状を飛び出した人をメチャメチャ頑張っている人と認識しています。
一方、現状を飛び出した人は最初はキツイけど慣れると平気、使っているエネルギーはかつての現状と同じということを知っています。
もちろん手にする結果は圧倒的に違いますよね。
成功者かどうかを分ける重要なポイントの一つです。
無意識(潜在意識)、すなわちホメオスタシスを使えている人とそうでない人との違いです。
この差は大きいですよ。
現状に留まってもゴールへ踏み出しても同じ人生時間とエネルギーを使って生きています。
どうせなら不満のある現状ではなく、心から望むぶっ飛んだ未来に向けて無意識を使って行きましょう!
本日は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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