突然ですが、趣味のゴール設定していますか?
仕事やファイナンスのゴールは設定している。
でも趣味は特にゴールまでは必要ないのではと思われている方も多いです。
今回、私の趣味のゴール設定をした瞬間に外れたスコトーマの話を書いてみたいと思います。
趣味のゴールはお金で解決する?
最近、新しい趣味が出来まして、、、
ギターをコレクションすることにしました!!
もちろんコレクターとしてではなく全て自分で弾き倒すためにということですが・・・笑
こんな事言うと、10年以上前から集めとるやんけ~
という声が友達や家族から聞こえてきそうですが、、、
しかし今回のゴール設定で、趣味のゴール(目標)の先が見えて来たのです。
なんだか趣味のコレクションのゴールって聞くと、
『それって… 要するにお金ですよねぇ…?』
『お金さえ有ればすぐにでも達成出来ちゃいますよねぇ…?』
って思いませんか?
私は本気で思ってました。
だって値札があるわけですからねぇ…笑
でも違いました。
かつてネオヒルズ族といわれていた人たちは、テレビなどで値段が付いている場なんでも買えると言っていましたが、実は私が好きな楽器たちは必ずしもそうではなかったということが分かりました。
感性を磨かなければ手に入らないもの
極端な話でエレキギターの場合プライスレスな領域があります。
それは何も59年製のバーストのレスポールは1億積んでもなかなか手放す人がいないとか、そういうことではありません。
アメリカに大富豪のギターコレクターで50年代、60年代のヴィンテージギターを3000本くらい持っている有名な人がいます。
プライベートな飛行場を持っていて、ローリングストーンズのキースリチャーズなんかは自分のプライベートジェットで買いに来るのだとか・・・
そのコレクターはプロギタリストの対談で度々名前が出るくらい有名な人なのですが、その人は自分のコレクションを譲る時(もちろん販売です)に試験をするというのです!
自分の大切にしてきギターを譲るに値する人物かを見極める試験をするのです。(キースにはしないと思いますが・・・)
まさにお金じゃ買えないわけですね!
いい趣味って人生を豊かにしてくれるものですよね。
ギタリストにとっていいギターに出会うってまさに人生を豊かにしてくれる出会いだと思うのです。
趣味のゴールができると自分と向き合うようになる
でもいい楽器ってホント人それぞれだと思うのです。
これはギターアンプの話ですけど、マーシャルアンプの生みの親のジム マーシャルさんがエディヴァンヘイレンに会った時にエディから、
『僕は世界一のマーシャルを持っているんだ!』
って自慢されたらしいのです、、、
そしてゲイリームーアも同じことを言ったらしい…
二人とも唯一無二の自分のトーンを持っている人だから当然ですよね。
楽器選びって自分の音をクリエイトしていくことでもあるから、自分好みや演奏スタイルなんかを知らないと難しいと言えます。
つまり自分と徹底的に向き合わないとチョイス出来ないと思うんですね。
何と言っても趣味の定義は”自分の役にしか立たないけど、止められてもやってしまうくらい大好きなこと”ですからね!
ただ希少で値段の上がりそうな楽器を選んで…
みたいな買い方では投資の目的は達成されてもギタリストとして成長させてくれるような出会いはなかなか難しいのではないかと思います。
あと、ショップの人との出会いも大切ですね
私ののおすすめは好きなジャンルと時代が同じショップの人と仲良くなることですね。
最近ふらーと立ち寄った広島県の尾道のギターショップのオーナーさんにいろいろギターの話聞かせて貰いました。
60才前後の方なんだけどお話聞いてると、今でも70年代ロックとクラプトンにしびれてるってことがわかるのです。
僕もあの時代が大好きだから話盛り上がるし、”楽器の材の重さで音のキャラが変わる”なんていう超マニアックなアドバイスなんかもしてくれたりするわけです。笑
これはただ情報を得るってことじゃなくて関係を作ることだと思うのです。(縁起ですね)
まさに人生を豊かにしてくれる関係と言えるのではないかと思います。
ちょっとオーバーですけど、、、
でもその業界で長年やってきた人の知識や経験て、ネットで検索したっておそらく出てこないですからね。
ネットショッピングでちょいキズ品特価を物色してた1年前の私では出会えなかったであろうギターに最近出会いまして、、、
毎日ワクワクしております!笑
まとめ
- 趣味のゴールはお金じゃ買えないくらい大きなものにする
- 本当に欲しいものは感性を磨いて、自分と向き合わなければ分からない
- 趣味のコンフォートゾーンをズラすことで仕事やファイナンスのスコトーマも外れやすくなる