突然ですが、人間関係に疲れていませんか?
ほとんどの人がYesではないかと思います。
とくに会社での責任が増してくる20代後半から人間関係の摩擦も大きくなってくるのではないかと思います。
この記事では人間関係の”断捨離”について書いていきます。
ここで書いている断捨離とは、『自分にとって必要ない人間関係を切り捨てる。』といった利己的なものではありません。
明日から使える、自分にも相手にも有益な関係の再構築の方法をコーチング理論でお伝えしていきます。
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断捨離とは?
断捨離とは何かご存知ですか?
私は2年ほど前に初めて聞いたのですが、つい最近まで新しい片付け方法だと思っていました。
断捨離(だんしゃり)とは、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想であり、やましたひでこの著書において発表された。
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。
ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引く。断捨離は単語として商標登録されている。
著者であるやましたひでこ自身も、物を溜め込む母親に対して毒親視するような感情が、断捨離を行うことによって改善したと語っている。
また、著書群の説明において、以下のように語っている。
「日本では伝統的に「もったいない」という観念・考え方があるが(これはこれでひとつの考え方・価値観ではあるが)、この考え方が行き過ぎると物を捨てることができなくなり、やがてすでに使わなくなったモノ・将来も使うはずがないモノなどが家・部屋の中に次第に増えてゆき、やがては自分が快適に居るための空間までが圧迫され、狭くなり、また人は膨大なモノを扱うのに日々 膨大な時間や気力を奪われるようになってしまい、知らず知らずのうちに大きな重荷となっていて心身の健康を害するほどになってしまう。」
後に様々な著者によって、断捨離を扱った本が出版されるようになった。自分と物との関係だけでなく、仕事と人間関係にも断捨離を実践することをすすめる書物も出版されるようになった。
断捨離は、「断・捨・離」として2010年の流行語にも選ばれ、近年では断捨離を実践する人を「ミニマリスト」と呼ぶことがある。
wikiより
私が最近、”断捨離”というワードが気になったのはゴール設定について考えていた時です。
このブログでも何度もお伝えしていますが、コーチングで最も重要で、最初に取り組むべきことがゴール設定です。
私もつい最近、新たなゴールが見つかりました。
そして、気づいたのです!
ゴール設定した瞬間に、目の前のものがほとんど要らないものだということに。
囚われている人生
最近、過去に自分の人生が加速したなぁと感じた頃に何をしたかのを考えてみました。
もちろん継続的に続けていたこともありますが、ほぼ全てに共通するのは何かを手放した時でした。
それは主に物理的なモノや習慣、人間関係などでした。
その時の感覚は鮮明に覚えていて自分が加速している、成長している実感が持てていて、すごくハイは状態でした。笑
ですが最近まで、これらの実感は自分の成長や新しいモノや人に出会ったからドーパミンが出ているのだと思っていました。
でも違いました。
ゴールの更新を繰り返す過程で気付いたのですが、ドーパミンは現状のものを手放した瞬間に出ていました。
もっと言うと、手放そうと思った時にすでに出ていました。(プライミングと呼ばれる現象です)
ゴール設定でゴールを臨場感をもって感じると、現状に違和感が出てきます。
『おかしい、自分はここにいるべきじゃない!』
住んでいるところに丸ごと違和感を感じる場合は引っ越すのが最善だと思います。(これが一番効果的だったりしますが)
でも、いきなりは難しいケースもあると思いますので、ここで”断捨離”というわけです。
中には、まだ使えるモノを捨てるのは勿体無いと考える人も多いと思います。
しかし考えてみてください。
現状のあなたは過去のあなたのゴール設定の結果です。
当然あなたの現状は過去にあなたが理想的と思った状態なのです。
しかし、あなたには新たなゴール(理想とする未来)が出来たのですから今の現状を手放す必要があります。
そうでなければあなたは過去に囚われた人になってしまいます。
部屋に過去の余計なものがあると今のゴールに必要なものが入ってきません。(物理的に)
実は物理的な制約の無い、人間関係においても同様に入ってこないのです。
例えば起業したい人が土日に、最初は場違い感の半端ない(と思っている)交流会などに参加したとします。
そこで関係が出来上がって引っ張り上げてもらうケースはよくあります。
しかし、サラリーマン時代の付き合いを最優先していたらどうでしょうか?
チャンスは見逃すどころか、気付くことすらできません。
人間関係は〇〇の後で決まる
今回のテーマは人間関係の断捨離です。
モノも人間関係も大した差はありません。
と言ってもモノと同じように人間関係を考えるわけではありませんからご安心を。
ところで人間関係は何で決まると思いますか?
それはゴールで決まります。
ゴールとは、あなたが成し遂げたいことや、理想的な未来と思っておいてください。
例えば自分の大好きなことで起業するんだというゴールを持っている人と、今の会社がストレスの原因だけどこのまま現状維持でいい(がゴール)と思っている人が仲良くできると思いますか?
思いませんよね?
険悪になることはないかもしれませんが、話は合わないことは分かります。
先ほど、”あなたの現状は過去にあなたが理想的と思った状態”と書きました。
この状態とは持っているモノや、住んでいる場所もそうですが、人間関係にも当てはまります。
ですから、あなたの交友関係も過去のあなたのゴールの結果なのです。
人間関係の再構築
では具体的にどのように関係を再構築していけばいいのでしょうか?
それはゴール設定(更新)に尽きます。
なぜかというと、それが一番自然だからです。
ゴールは人生の様々な分野に設定するというルールがあります。
仕事、趣味、社会貢献、ファイナンス、家族、、、などです。
簡単に言いますと、それぞれのゴールにふさわしい人と付き合うだけなのです。
ゴール設定の条件に、
- 周りから止められてもやり続けてしまうくらい大好きなこと。
- 現状では達成方法が分からないくらい大きなゴール。
というものがあります。
ですからゴール設定が正しくできているのに人間関係に悩んでいるということは、今居る場所が間違っている可能性があります。
再構築するのは人間関係だけではない
実はゴール設定、もしくは更新に際して再構築するのは人間関係だけではありません。
ゴールの自分に相応しくないもの全てです。
もちろん全てを見直す必要があるわけではありません。
ですが、あなたが設定した最高にハッピーなゴールの自分の視点で現状を見渡してみるのは楽しい作業ですよ!
先ほど、例に出した大好きなことで起業するというゴールの場合で考えてみましょう。
起業して全国を飛び回っているあなたは、最高のコンディションを常にキープしています。
ですが現状では暴飲暴食が目立ちます。(仮に)
ありえないと気付きます。
その食生活は自分の理想の姿ではないのでさっさと手放します。
習慣に落とし込む
このようにゴール側から現状を見ることで如何に不要なモノ、習慣、人間関係に縛られているかが見えてきます。
このゴール側から現状を見る習慣が出来上がると、それまで見えなかった盲点が見えてさらに加速します。
実はこの習慣を長年にわたって実践されているのが矢沢永吉さんです。
芸能界の名言として有名な言葉なのでご存知かもしれませんが、
『俺はいいけどyazawaはどうかな?』
という名言です。
実際いつから言われていることなのかは、はっきり分かりませんが、自分の中に”yazawa”という最高のロックンローラー(ゴール)がいることは間違いありません。
ゴール側からの視点を常に持っているからこそブレないし、魅力的で居続けていると言えます。
手放すことへの不安は相手への執着
そうはいっても、要らないものを捨てるように友だちを捨てるなんて出来ないと思われているかもしれません。
もちろん私も友だちを切り捨てているわけではありませんし、そんなことをするつもりもありません。
ただ、先ほど書いたように、ゴールが先にあるのです。
自分はゴールなど設定していないという人は現状維持がゴールということです。
ここでは分かりやすくあなたと親友で考えてみましょう。
仮に親友が現状の生活を一変させないと叶わないゴールを設定したらどうでしょうか?
- 間違いなく疎遠になります。
- 物理的に会う回数も減るでしょう。
- 話題が合わなくなってきます。(興味のあることが変わったためです)
- 当然、話し方や雰囲気も変わります。
- 収入にも大きな差が出てくるかもしれません。
つまり今までの関係を続けることは不可能なのです。
もちろんあなたがゴール設定した場合も同じです。
単純に切れるかどうかではなく、関係性が変わるのです。
実際に私もプロコーチになると決めた瞬間から会社で居心地が悪くなりました。
同僚と話していても、あまり楽しくなくなってきました。
これらはとても自然なことです。
興味のあることが変われば、考え方も変わることは珍しくありません。
逆に無理やり関係性を維持しようとしてしまうと修復不可能なトラブルに発展してしまう可能性もあります。
まとめ
さて人間関係の断捨離は、先ずゴール設定ということをお伝えしてきました。
その上で自分が居るべき場所、目指すべき場所を見つけます。
ゴール設定を正しく行ったのに周りの人たちとの関係に悩むようでしたら、居るべき場所を変えるべきです。
あなたのゴール達成の道はいくつもあります。
一つの道に執着する必要はありません。
最後にとっておきの人間関係の摩擦を解消する方法をお伝えします。
どうしても辞めにくい会社の人間関係などで有効です。(私も実践していました)
- それは徹底的に仕事をやり抜くことです。
- そして上司であってもツベコベ言わせないことです。
- 徹底的にビジネスライクにプロフェッショナルに接します。
ほとんどの場合これで大丈夫ではないかと思います。
一目置かれている人に絡んでくる人間は徹底的に無視です。
もしこれでもあなたのゴールを邪魔する人がいるようでしたら、そのような会社(コミュニティ)には居るべきでないでしょう。
繰り返しますが、ゴールへの道はいくつもあります。
- ゴール側から現状を見て断捨離。
- 現状のあなたは過去のあなたのゴール設定の結果。
- あなたの現状は過去にあなたが理想的と思った状態。
- あなたには新たなゴール(理想とする未来)が出来たのですから今の現状を手放す必要がある。
- 人間関係はゴールで決まる。
- あなたの交友関係も過去のあなたのゴールの結果。
- ゴールの自分に相応しくないもの全てを再構築。
- 人間関係は単純に切れるかどうかではなく、関係性が変わる。
円滑な人間関係を築いてゴールへ加速して行っていただけたら幸いです。