こんにちは。
プロフェッショナルコーチの中原宏幸( @coach_nakahara)です!
最近、運命の人とはどんな人だろうかと真剣に考える機会がありました。(仕事とプライベートの半々です)
それは現在34歳の独身男性として、また人生をダイナミックに変革させるコーチとしてです。(執筆時)
その中で改めて感じたものは”未来を共に見ることができるか”ということです。
当たり前と思われるかもしれませんが、これは重要はことです。
先の見えない時代と言われる現代の日本で未来を見る能力は必須と言えるでしょう。
この記事では『運命の人の見分け方がわかるようになる方法』というテーマをコーチング理論で解説していきます。
コーチングの本質は未来の理想の自分をクリエイトすることですので、改めて恋愛、結婚というテーマでも『使えるなぁ・・・』と思いました。
1.運命の人の見分け方の半分は無意識が一瞬で判断している
コミュニケーションというとどのようなことを思い浮かべるでしょうか?
多くの人が話す能力などのコミュニケーションスキルのことをイメージされますが、実際は言葉とそれ以外の情報伝達で、そのうち9割以上が言語以外の情報伝達で成立しています。(多くが無意識です)
- 社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達。
- 動物個体間での、身振りや音声・匂い等による情報の伝達。
wikipediaより。
上記のようにコミュニケーションとは動物個体間での情報伝達を指します。
私たちの日常では、相手の身なり、顔色、表情、雰囲気、オーラ?などを出会った瞬間に双方向的に感じ取っています。
この情報伝達は一瞬で成立してしまいますし、膨大な情報量です。
第一印象を失敗した場合、その後に挽回することが難しいという経験をされている人も多いと思いますが、まさにソレです。
第一印象をアップさせるスキルや相手に好印象を与える方法などは、この一瞬で決まる情報伝達に備えるものです。
ですから、運命の人に出会いたい人は”出会う可能性が高い場”だけでなく、常に臨戦態勢でいる必要があるというわけです。(一瞬で決まってしまうわけですからね)
臨戦態勢といっても、緊張して構えているというわけではなく、いつ見られても話しかけられても大丈夫な状態でいるということです。(見た目だけでなく心の状態も含めて)
コーチング的に言いますとこの状態をコンフォートゾーン(当たり前の状態)にしておくということが重要です。(気になっている人に偶然出会っても動揺しないということです)
ちなみに子供が生まれて、『独身時代は出歩くときはいつもバッチリメイクしていたのに今は子供のことで手いっぱいで・・・』というのはコンフォートゾーンが”良いお母さんであることが最優先”に変わったためです。
ですから、”運命の人と出会いたい”という人はコンビニの帰りに偶然気になる人に出会っても楽しんで会話を交わせる状態でいることが望ましいということです。
いわゆる基礎体力のようなイメージですね。
無意識にしている部分、自分の中で当たり前の部分ですのでコーディネーターなど他者に見てもらうというのはとても有効です。
2.相手の興味を持っていることに興味を持てるか?
以前のクライアントさんから『(気になる人と)話をする際、共通の話題がない、趣味が全然違うから不安なんです・・・』という相談を受けたことがあります。
その際、私がしたアドバイスは『相手の好きなことに興味を持ってみたらどうですか?』です。
人によって好きなこと、興味のあることは違うと思います。(当たり前ですよね)
ですが、自分の大好きなことに興味を持たれるのは基本的に嬉しいものです。
相手の好きなことは”相手に関する情報”ですから、自分が相手に興味があるということも伝わりますし、一石二鳥ですよね。
もっと自然に考えて、気になる人が夢中になっていることって興味が出てきますよね?
今まで興味や馴染みがなかったというのは関係ありません。
それも新たな出会いと考えて未来に向かって変えてみるのもOKです。(もちろん無理をする必要はありませんが)
そうすると話題なんていくらでも出てきますし、お互いを理解し合うのも加速するでしょう。
運命の人に出会いたいということは人生の大きな変化を望んでいるとも言えますから小さなところからでも変化していきましょう。
3.出会った時から同じ方向を向いている必要はない
運命の人に本気で出会いたいと思っている人に話を聞くと今の自分のまま、その状態にすっぽり収まるような人を探し求めているケースがよくあります。
個人的には、よほどの行動量でないと、この出会いが実ることは稀なのではないかと思っています。
そして難しいと実感すると妥協点を探り始めます。(譲れるものと譲れないものを考え始めます)
少しキツイ言い方になってしまいますが、自分本位ですよね。
そうではなくて、今の自分を固定化する必要はないということです。
この出会いによって、自分の思っている生き方、価値観などが変わっても楽しめるマインド(脳と心)が大切ということですね。(コーチングは変化を楽しむことが前提です)
初めから歩き出す方向を決めておく必要はありません。(流されろという意味でもありません)
お互いに影響し会えばいいですよね。
そのためには”遊び”を残しておく、『これオモシロイ!!』と思ったら方向転換できる柔軟性はとても重要です。
4.お互いのゴールを共有する
コーチングではゴール設定という基本的な概念があります。
簡単にいいますと現状から大きく離れたところにゴールを設定して、そこに無意識を活用しながらたどり着く方法と言えます。
多くの場合、自己実現などのことと思われがちですが、人生のあらゆる分野で必要なことです。
ゴール設定に関して詳しくは『ゴール設定を正しくすることで劇的な変化を体感する方法』をご覧ください。
もちろんパートナーや家族においてもゴールは重要になってきます。
- パートナーとどのような関係を築いていくのか
- どんな家庭にしたいのか
- どんな場所や家に住みたいのか
などです。
直接的なゴールではなくても、パートナーの仕事を応援するというのもゴールの共有と言えます。
先述した”未来を共に見ることができるか”ということは極めて重要です。
共有というのはどちらかが我慢や妥協をして相手に合わせるということではありません。
お互いに我慢し合うということでもありません。
例えばですが、都会に住むか田舎に住むかで意見が対立していて、どちらかが妥協するしか方法はないと考えている人は多いですが、そんなことはありません。
そこに住む理由を突き止め対処していけばいいでしょう。
仕事の関係で都会に住むことが必要なのでしたら、住居兼事務所のマンションを借りればいいでしょうし、どちらにも家族が住める住居を購入してもいいです。
そのために副業を始めたり今の事業を拡大することも考えられます。(仕事のゴールの更新ですね)
自分の理想の家庭をリアルにイメージすることはいいことですが、”遊び”がなくなるくらい緻密に設計してもそこに収まるような人がいなければ意味がなくなってしまいます。
あえてネガティブに言えば自分のゴールのためにパートナーを利用してしまうことになるかもしれません。
どんなに素晴らしい家族のゴールだったとしてもパートナーが幸せを感じられないのであれば本末転倒ですよね。
まとめ
『運命の人の見分け方がわかるようになる方法』
出会った瞬間に運命の人だと見分ける方法はないのではないかと思います。(人を見抜く達人なら別ですが・・・)
私たちはパートナー候補に対して第一印象で非言語情報をやり取りして、その後親しくなっていく中で、未来を共有すべき相手なのかを意識的に、もしくは無意識に判断しています。
ではその基準、見極め方は何なのかといえば”未来に向かって共に変化していける関係性”を築くことができる人かどうかだと言えます。(すべてだとは言いませんが)
相手と自分、そしてゴールに対する信頼関係や誠実さともいえます。
人生レベルで見ていくと状況や環境はダイナミックに変化していくものですし、それは予知できないことも多いでしょう。
その中でお互いのこと、お互いのゴール(夢中になっていること)に対してをリスペクトする姿勢を持ち続け、高め合っていける素養がある人が”運命の人”であると結論付けたいと思います。