最近、クライアントさんに私のコーチングについての説明の時に、
『努力はいらないんですよ!』
と、さらっと言うと不思議な顔をされます。
きっと『そんなはずはないでしょう!!』
と、思われていると思うのですが殆どの方は後の説明で納得してくださいます。
しかし、それでも確かにややこしい部分もあると思ったので私なりの解釈を書きたいと思います。
そもそも努力とは、、、
このように、いつもなら定義から入るのですが、今回は”本人次第”の部分が多いので別の角度から書きます。
例えば私が”血の滲むような努力”をしていたとします。
ここで重要なのは”誰から見て”いるかというと?
この場合、本人と第三者です。
そしてもう一つ重要なのは、
現状からみているのか、ゴールから見ているのか?
ということです。
先ず、誰から見ているか?
ですが、第三者の場合は”どちらともありうる”となります。
どういうことかと言いますと、
第三者が私のゴールを知っていて、ゴールの凄さ(大きさ)も理解していたとしたら努力とは思わないでしょう。
なぜなら、そのゴール達成に必要であることが理解できるからです。
しかし、ゴールを知らずに、ストイックな私を見たら、”この人は努力家だ”
と思うはずです。
実は本人の場合も全く同じです。
自分が努力する理由が明確であれば、それは努力ではないのです。
つまりゴールがあればということです。
逆に誰かにやらされていて、意味も分からず強制的にさせられていたら、それは努力です。
ゴールがないと100%現状からの視点です。
ですから”自発的に設定した目標であれば努力ではない”と言えます。
すなわちコーチングで正しく設定したゴールに対して行うことは努力ではないのです。
まとめ
- ”努力”かどうかはゴールの有無で決まる
- 意味も分からず、誰かにやらされていたら”努力”
- 自分で設定したゴールに対して行うことは”努力ではない”
(もちろん他人が設定したゴールはゴールとは言いません)
ここで注意が必要なのは本人が途中でゴールを見失った場合です。
辛い練習などが続いて現状しか見えなくなった時などは、一気にパフォーマンスが落ちて怪我の発生率も上がります。
Want toから一時的にhave toになったということです!!
やはり”努力”は必要ないと言えそうですね。
そしてゴールは、、、