コーチングを受ける前と後の心の変化〜天才の努力の仕方を取り込む〜

最近よく頂くお問い合わせで『コーチングを受けると私も変われますか?』『コーチングを受ける前と後ではどのような変化があるのですか?』というものがあります。

 

コーチングに限ったことではありませんが、本人が変わりたい、理想の自分に近付きたいと望んでいるのでしたら確実に効果は出ます。(人生を変えるくらい)

 

そこに現段階の自信は必要ありません。

 

ですがどのように変わるのか?という質問は答えることが難しい部分もあります。

 

一言でいうと”マインド(脳と心)の使い方”が圧倒的に変わります。

 

詳しくは後述していますが、ピンチがチャンスにしか見えなくなったり、心が折れなくなったり、未来しか興味がなくなったりします。

 

ですが、『ただモノの見方を変えた』とか『解釈を変えた』という意識的なレベルではありません。

 

そのようにしか見えなくなるのです。(明確なパラダイムシフトです)

 

世界の観え方が変わり、そのように振舞うことで本人も周りも変わって行きます。

 

結果的に分野や業界に関係なく成功します。

 

この記事では『コーチングを受ける前と後の心の変化〜天才の努力の仕方を取り込む〜』について出来るだけ具体例を交えながらご紹介して行きます。

 

1.自分を認めることが出来るようになる

コーチングを受けると過去の自分、現状の自分を認めることが出来るようになります。

 

コーチングを受けようとする人は現状の自分に満足している人は少なく、多くの方は納得していません。

 

そればかりか今の自分が好きではないという人もいらっしゃいます。

 

ですが、そのような人でも現状の自分や過去の自分を認められるようになります。

 

と言ってもコーチングは過去を掘り下げるようなことはしません。

 

徹底的に未来に働きかけます。

 

その結果、

 

クライアントさんの感覚としては自分の未来が思い通り描けるようになる、そのように確信することで現状の自分、過去の自分から自由になれるのです。

 

まずは『自分は変わって行っていいし、変われるんだ!』という気付き、学びが重要です。

 

また知識や体感で過去や現状は関係ないということを確信することでさらに自由に、

  • 理想の自分になっていい
  • 自分の思うままに好きなことをしてもいい
  • ゴール(理想的な未来)に向かっている自分はすごい

と自信がついて行きます。

 

そのように自分を観ることができると『どんな自分もアリだよね・・・』という感覚になれます。

 

ゴールから観て、自分らしくないと思えば自由に修正、設定し直せばいいわけです。

 

2.やりたくないことにNOと言えるようになる

私のコーチとしてのゴールの一つに『やりたいことだらけの毎日を多くの人に伝える』というものがあります。

 

私がコーチングを受けて、実践していく中で圧倒的に変わったと思うのが『やりたくないことはしなくなった』というところだと思います。

 

私がコーチングに出会う前というのは周りの評価(体裁)を過剰に気にするタイプだったように思います。

 

ですから自分の意見ではなく、過剰に周りの反応を見ながら述べていたと思います。

 

当然、気の進まない付き合いであっても顔を出し、いつも自分の時間が足りないような感じでした。

 

一般的にやりたくないことをしないというと、ワガママや自分勝手というイメージがあるかと思います。

 

ですが、これは何の根拠もない刷り込みです。

 

もちろんその時の感情に任せて振る舞うのはワガママですが自分のゴールに逆行していることを我慢してやってしまっているというのは人生時間の無駄遣いでしかありません。

 

それが仕事であれば本人はもちろん会社にとってもマイナスです。

 

では、やりたいこととやりたくないことの見極めはどうするかといいますと『その先にゴールがあるか?』に尽きます。

 

私はサラリーマン時代、ある時から飲み会が苦痛でたまらなくなりました。

 

比較的、優良企業ではありましたが上司の愚痴、不平不満、我慢している自慢などで全く未来に向けたものではなかったことに気が付いたからです。

 

それに気が付いたのはゴールができたからです。

 

飲み会自体は好きですし、会社の飲み会はそんなものだろうという思い込みがあったのでゴール設定以前は何の疑問も持っていませんでした。

 

ですがゴールができるとそれ以外のことはしたくなくなります。(ゴールは複数あり各分野に設定します)

 

主体的かつ理想的な未来を描いている自分がネガティブな話題が中心の飲み会の席にいるのが耐えられなくなったのです。

 

それ以来、会社を辞めるまで飲み会には全く参加しませんでした。(できませんでした)

 

このようにゴールができるとマインドが変わります。

 

さらにマインドが変わると行動も変わります。

 

その結果、ゴールに関係ないことが出来なくなって”やりたいこと”の純度が上がっていくのです。

 

現状維持を好む人とは疎遠になり、同じ方向のゴールを持った人と新たな繋がりが出来て行きます。

 

つまりゴール側のあなたに相応しい人とストレスフリーで建設的な関係が築かれます。

 

3.天才や成功者が当たり前にしている脳の使い方

どの分野でも結果を出している人、成功している人というのはマインドの正しい使い方が出来ている人です。

 

コーチング的に言うと、大好きなことを大きなゴールに向かってとことん突き詰めている人と言えますね。

 

先述した大好きなことしかしない、やりたくないことはしないというのも当然当てはまります。

 

そもそもやりたくないことをやっている時間はありませんし、やりたくないことをするという概念すらないかもしれません。

 

一般的に私たちが何かを成し遂げたいと思った時に”現状の自分”の視点で考えてしまいます。

 

つまり今の自分に出来るかどうかで判断するというクセがついているのです。

 

これは科学的に見ればおかしな話です。

 

私たちは常に成長しているはずです。

 

マインドも身体も、良くも悪くも変化し続けています。(身体も細胞レベルで)

 

ですから、今の自分で難しいと思えば自分を変えればいいわけです。(加速学習です)

 

しかし私たちは自分たちをまるで固定されたものであるかのように扱ってしまうのです。

 

『これはまだ自分には無理だろう・・・』『やり方もわからないし・・・』などですね。

 

しかし結果を出し続ける天才たちは違います。

 

出来そうかどうかではなく、やりたいかどうかで考えます。

 

今出来そうになければ現状の自分を変えればいいですし、今のやり方で出来なければ仕組みを変えることを迷わず選択します。

 

これらを当たり前にすることで側から見ると劇的な変化、すなわち大成功を当たり前のようにやってのけます。

 

ただ仕組みはシンプルなのですが、私たちはなかなか真似できないと感じてしまいます。

 

それは私たちの脳が変化を嫌うためです。(たとえいい方向にでもです)

 

私たちは一度環境に適応、すなわち慣れ親しんでしまうと現状維持の機能が働いて変化することができにくくなります。

 

DVを受けてもなかなか別れられない、痩せたいのに痩せれない、などはこの機能そのものです。

 

ですがこの機能自体は悪いものではなく、むしろすごい機能です。

 

この機能がコーチングの効果、すなわち天才のすごさを担保しています。

 

コーチングはこの適応能力を未来の理想の自分に対して働かせることです。

 

この現状維持機能をまだ存在しない理想的な未来に対して働かせることで努力を超えたレベルで思考、行動することができてしまうのです。

 

ですが、この方法は非常識であり仕組みを知ったからといって使えるものではありません。(技術なので実践が必要です)

 

ですが、使え始めると一気に加速できます。

 

天才に生まれなくても、初めから周りの環境が最高でなくても後天的に学ぶことが可能です。

 

余談ですが私はこれを伝えたくてコーチになりました。

 

素早く天才の脳の使い方をインストールして現状を無視して欲しいものに手を伸ばした方が圧倒的に楽しいですからね。

 

4.ピンチがチャンスにしか見えなくなる仕組みとは

コーチングを受けるとすごくポジティブになります。

 

もちろん無理しているわけではなく、そのように世界が観えてしまうのです。

 

では具体的にピンチがチャンスにしか見えなくなる仕組みはというと、とてもシンプルです。

 

一般的にピンチとはどのようなものでしょうか?

 

色々あると思いますが、多くの場合今までのやり方では通用しなくなった時ではないでしょうか?

 

これを現状の視点から見ればネガティブなものしかありません。

 

今の自分では絶対に超えられない壁が目の前に聳え立っているのですから。

 

一方チャンスとはどのようなものでしょうか?

 

これも一言でいうのは難しいですが、次のステージに行けるタイミングではないかと考えます。

 

そしてこのピンチとチャンスに共通しているのが”現状が揺らいでいる”ということです。

 

少し強引な言い方かもしれませんが、現状が揺らぐのを現状から見ればネガティヴでピンチに見えるわけです。

 

またゴール側から見れば現状が揺らいで、さらにゴールに近付くことができて自分も成長、飛躍できるポジティブなものだといえるのです。

 

これらは同じものをどの視点から見ているかという違いです。

 

もちろん『私たちは常に変化しているし、望む方向に変化することができる』という大前提は理解する必要があります。

 

ピンチをチャンスにしか観れないというと難しく感じるかもしれませんがマインドが変われば当たり前に変わります。

 

これは明確なパラダイムシフトで観ている世界が違うということです。

 

当然キャッチすることができる情報も違いますから、手に入る結果も全く変わってくるといえますね。