アファメーションを実践して気付いたこと

今日はクライアントさんの質問を許可を得てシェアしたいと思います。

アファメーションを実践しているのですが、なかなか思い描いたゴールの世界に現状が移行しないというものです。

詳しくお話を聞いてみるとゴールの世界から感じられる感覚を上手く言葉にしてアファメーションを唱えておられます。

アファメーションは難しい?

結論から言いますと、

序章からいきなりエンディングには行かないということなのです。

なので、私から観るとこの方のアファメーションはとても上手く行っています。(まさに旅の途中ですね)

ゴール設定から達成までは一本の映画のようなものです。

主人公のあなたには様々な困難が立ちはだかってきます。(現状の外に出るわけですから当たり前ですね)

現状の中ではあり得ないことが次々と起こります。

もちろん良いことも良くないこともです!

それでも思い描いた本当に達成したいゴールがあるから一歩づつ前に進むのです。

アファメーションはこの理想のゴールの臨場感を思いっきり上げるための最高のツールです。

決して序章からエンディングまで連れて行ってくれる魔法ではありません。

そこを理解されていないとゴール自体に疑問を持ってしまいます。

そうなると臨場感が思いっきり下がって無意識のエネルギーが働かなくなりゴール達成がかなり難しい状態になります。

実は私自身も同じ経験があります。

「いつも最高にリラックスして音楽制作している」というイメージを持ってアファメーションで強化していたのです。

もちろん良いイメージだとは思うのですが、何かを生み出すという事は当然、生みの苦しみも体験します。

ですからその苦しみが続くとゴールに疑問を持ってしまったのです。

そうなるとパフォーマンスは面白い様に落ちましたね。笑

その生みの苦しみの様なポジティブな辛さも盛り込んで頂きたいのですね。(実際に言葉にする必要はありませんが理解しておくという事です)

そこまでやるからリアリティが出るのです。