こんにちは。
プロフェッショナルコーチの中原宏幸( @coach_nakahara)です!
この記事を読んでいるあなたは、もしかすると毎日、仕事に行きたくないと思っていませんか?
さらに周りの友人や家族もあなたと同じように生活のためと割り切って毎日仕事に行っているかもしれません。
でも多くの場合、私たちは行きたくないはずの職場に毎日遅れることなく出勤しています。
不思議ですよね?
休むことも、辞めることだってできるのに、、、
『行きたくない時は休んで、嫌になったら辞めれたら苦労はしてない!』
そう思われているかもしれません。
私も以前はそう思っていました。
でもコーチング理論を学び、脳と心の仕組みを理解すると、この苦しみから解放されていました。
今回は『仕事に行きたくないのに毎日出勤している理由』をコーチング理論を使って解説していきます。
仕事を楽しんでいる人はいたか?
私の子供時代、仕事をしている人はあまり楽しそうに見えませんでした。
正確に言うと父親はサラリーマンでしたので仕事をしているところは、ほとんど見たことがありません。
なぜ楽しそうに見えなかったかというと、母親が
『お父さん、今日もお仕事頑張ってきてくれたのよ。』
『お父さんは毎日お仕事大変なのよ!』
と、口癖のように言っていたからだと思うのです。(小さい頃なのでよく覚えていないのですが)
子供ながらに、
『仕事って相当大変なんだ、、、』
と思っていました。
もちろん、母もしつけのつもりで私に父の仕事のことを話していたと思うのですが、何も知らない子ども故に素直に”仕事=大変なこと”というふうに理解してしまったのだと思います。
学生時代から始まっている間違った仕事教育
学生時代もこの間違った仕事の教育は続きます。
学校の先生たちは
『あなたたちのためにお父さん、お母さんは毎日仕事を頑張ってくれているんです。』
と申し合わせたかのように言っていました。(今はわかりませんが私の頃は)
もちろん、それについてはほとんどその通りかもしれません。(例外はここでは置いておきます)
しかしこのような話を聞くたびに、
- 仕事は大変はことをしている。
- 仕事は辛いことなんだ。
- 仕事は楽しいことではないんだ。
という無意識への刷り込みがなされていたことは否定できないと思います。
仕事のやりがいを教える大人がいない?
ではなぜ仕事の楽しさや、やりがいを教える大人が少ないのでしょうか?
私は大人になってから気づいたのですが、仕事を思いっきり楽しめている人が極端に少ないからです。
楽しさを感じることはあっても大抵は辛さや大変さの方が勝ってしまっているのです。
さらに日本人特有の我慢や忍耐が美徳という考えが根底にあるため、仕事は大変な方がいいという思い込みさえあります。
嫌な仕事を続けるかどうかは臨場感をどこに持つか
仕事に行きたくないのに毎日出勤している理由はズバリ、
『やりたくない仕事をするのが心地よいからです。』
もちろん私たちが悪いのではありません。
私たちの多くは子ども時代から
- 仕事=辛いこと
- 辛いことを我慢して続けることは素晴らしい
という考えを刷り込まれてきたからです。
ここに強烈な臨場感を感じています。
まさに親の背中を見て育ってきたのです。
ですから
- 転職の決心がつかない。
- 独立したいけど躊躇してしまう。
- こんな会社ウンザリなのに辞められない。
このようなことで自分を責めたり、悩んだりする必要は全くありません。
間違った仕事観の刷り込み故に当然のことだと言えます。
私たちが先ずすべきことは
『仕事は思いっきり楽しむもの!』
だと自分の中の仕事観を書き換えることです。
子どもには仕事って最高に楽しいって教えよう!
”子どもに誇れる仕事”ということを時々耳にします。
コーチングでは仕事とは”社会に役割(機能)を提供すること”と定義します。
ですからどんな仕事も誇れる仕事と言えます。
そもそも機能や役割がなければ仕事として存在していないからです。
重要なのは本人がその仕事を楽しめているかどうかです。
”子どもに誇れる仕事”とはその人が思いっきり楽しめる仕事ということができます。
今現在、納得できる仕事についていなかったとしても楽しんでいると言い切ってOKです。
何故なら仕事はいくつあっても構いません。
ステップアップのためにしているアルバイトも楽しめる仕事です。(現時点では不満があるかもしれませんが)
それは目標のための最高に楽しい一歩だからです。
まとめ
仕事に行きたくないのに毎日出勤している理由とは?
- 周りの大人の言葉で”仕事=大変なこと”と刷り込まれてきた。
- 学校の先生たちからも『あなたたちのためにお父さん、お母さんは毎日仕事を頑張ってくれているんです。』という刷り込み。
- 仕事を思いっきり楽しめている人が極端に少ないから子ども(私たち)に楽しさを伝えられない。
- 私たちが先ずすべきことは『仕事=辛い』から『仕事は思いっきり楽しむもの!』だと書き換えること。