こんにちは。
プロフェッショナルコーチの中原宏幸( @coach_nakahara)です!
自分の性格で悩んでいる人は多いようで『コーチングで性格の歪みが治りますか?』という質問を度々いただきます。
性格というと一度決まってしまうと変えられないものという思い込みがある人が多いように思いますが、正しい方法論のもと適切にアプローチすれば結構簡単に変わります。(もちろん持って生まれた性格や特性もありますが今回は割愛します)
というのも、今のあなたの性格は過去にあなたに強い影響力のあった人たちや環境によって多くの部分が形成されています。
ただ、そこで出来上がった性格は固定されたものではなく、正しい方法で”理想的な未来の自分”を設定することで振る舞いや態度、考え方、セルフイメージまで変わってしまいます。
性格の歪みの原因(過去)を紐解き、未来の自分を正しく設定することであなたの望む性格になる方法をご紹介します。
この記事では『性格の歪みの原因と直す方法〜無理せず心から笑うために〜』についてコーチング理論をベースに解説して行きます。
1.性格の歪みとは何か
具体的な解説の前に性格、性格の歪みとは何でしょうか?
性格(せいかく)は、その者の性質を表す。人だけとは限らない。
性格という用語はcharacterの訳語として心理学で用いられるようになった。
ゴードン・オールポートが述べているように、characterという単語には価値的な意味合いが含まれている。
一方で性格という用語には価値的な意味合いが薄いということもあり、日本語の「性格」と「人格」という用語は混乱しやすい。
感情面の個性は気質 (temperament) という先天的傾向に基づくといい、気質から作られる行動や意欲の傾向が性格とよばれる。
性格とよく似た言葉に人格があるが、人格には社会的もしくは論理的な内容が含まれており、性格より範囲が広い。なおこの気質はヒッポクラテスの医学における四体液説に由来する。
wikipediaより
とありますね。
また、ブリタニカ国際大百科事典によると
日常的には生れつきの品性という意味に使われている。
characterはギリシア語の彫刻を意味する語に由来する、きわめて多義的な概念であるが、心理学では一般に人間の行動の背景にあって、個人に特徴的な行動様式や考え方などを規定している持続的な態度の系をいう。
パーソナリティや気質という言葉もほとんど同じ意味で用いられるが、パーソナリティと違って性格は知的側面を含まず、動機づけや方向づけに関連する意欲的側面をさす。
また気質と違って必ずしも体質的な関連や生得的な傾向を強調せず、文化的、社会的条件への適応とも関連して、学習によって多少とも後天的な変化があるものとされる。
ブリタニカ国際大百科事典より
とあります。
非常に幅広く使われていることもあり、今回の記事では『性格(せいかく)は、その者の性質』として解説して行きます。
ということは性格が歪むとは性質が歪むということになります。
もっとシンプルに考えれば、歪んだ性格(性質)というのは入力に対して出てくる出力が歪んでいるといえます。
例えばあなたに対して『〇〇さん、いつもありがとうございます!』と言われた時(入力)に通常(素直な人)であれば『いえいえ、こちらこそ!』(出力)となりそうです。
ですが、歪んでいると『関係ないでしょ!』となるかもしれませんし、無視するかもしれません。
もしくは返答は『いえいえ、こちらこそ』でも思考(脳の処理)は『何か裏があってそんなことを言っているのでは・・・』と思っているなどです。
性格の歪みというのは本人もしくは周りにとって相応しくない出力をしてしまうプログラムが走っている状態といえます。
性格の歪みで悩んでいる人は褒められたら素直に喜びたいにも関わらず、無意識で歪んだ出力(反応や思考)をしてしまうのことに悩んでいます。
無意識ですから素直になろうと思って意識的に頑張っても素直になる(素直な反応をする)ことは難しいです。なぜなら無意識の操作は知識と技術が必要だからです(具体的な方法は後述します)
それは心の歪んだレンズを掛けているようなもの、もしくは常に歪んだ出力をするようなプログラムが脳内で走っているようなものです。
具体的にいえば、『褒め言葉を真に受けたら貶められる』などの強烈な思い込みなどがそうです。それらの多くは、その人の過去に影響力のあった人たちや環境によって刷り込まれた(適応した)ものです。
先ずはこれらの間違った(邪魔をする)プログラムを意識に上げて外していく必要があります。
1-1.歪んだ性格の人の特徴・共通点
歪んだ性格の人の特徴と共通点はいくつかあると思いますが、代表的なものを上げます。
- 今さえ良ければと後先を考えない
- 自分さえ良ければいい
- 特定のもの(お金など)に異常に執着している
- 他人の幸せを喜べない、または不幸を喜ぶ
- 周りの人、物事に対し常に批判的
などではないでしょうか。
このような側面は個人差はあるにせよ、ほとんどの人が持っている性質ではないかと思います。しかし、それがあまりに極端に出てしまうと問題や不都合なことが起こるわけですね。
例えば、今さえ良ければ考えている人は時間を超えた推論が出来ていません。目先の小さな快感に飛びついてしまって、のちにその自分の行動や判断を後悔します。
同様に自分さえ良ければいいと考えるのも同じで、周りに良い影響を与える喜びを知らないのです。もしくはチーム全体のパフォーマンスの重要性を理解できていません。
これらの原因は過去に社会生活に必要なことを学べなかったから。何らかの形で歪んだ見方、考え方、出力をしてしまうプログラムを受け入れた、刷り込まれたことによって起こります。
このプログラム、もしくは歪んだフィルターが機能してしまうと目の前の世界がそのように見えてしまうということです。
私たちは同じ場面に立ち会った人は同じものを見ていると思っていますが、実際は自分のフィルターを通して見ていますからかなり違った世界を生きています。
例えばこの写真(場面)を見てどのように見えますか?
- 仲のいい親子
- 幸せそうな親子
- 撮影者は旦那さんかな?
一般的かどうかはともかく、多くの人にはポジティブに見えるのではと思います。
ですが、歪んだフィルターで見ると、
- シングルマザー?かわいそう・・・
- 無理しているのかしら、笑顔が不自然ね
- 道の真ん中で何考えてるの!
などと、見えるかもしれません。(私には見えないので例えを考えるのに苦労しました)
全ての事象がそのように見えてしまうのですからフィルター、レンズの歪みはキツくなる一方でしょう。
このレンズを取るためには”歪んだレンズを掛けているかも知れないという自覚”と、”そんなレンズを早く外して素直になりたい”というゴールが重要です。
2.性格は思考や振る舞いで決まる
私はコーチングの講座などで性格をリセットする方法をお伝えしているのですが、意外に知られていないのが性格は思考と振る舞いでかなり決まるということです。『あの人の性格って〇〇だよね』などと言ったりしますが、なぜそのように思ったのでしょうか?
それはその人の振る舞いを見た、もしくは”同じ場”を共有することで心が通じ合った結果、そのように認識したからです。ということは思いっきり主観ですし、結構いい加減なイメージでしかありません。
ただ結論としては、『自分の思考と振る舞いを変えることで主観ゆえに自分認識した通りの自分になる』ということです。ですから自分の思考と行動を変えていく必要があるのです。
相手を褒めたにも関わらず怪訝な顔をする人を素直で性格のいい人とは言いません。当たり前かもしれませんが、相手の反応を見て(感じて)ジャッジしているのです。
これは自分に対しても同じです。
ほとんど意識には上がりませんが自分の言動(心の声も含む)、態度、振る舞いなどを無意識で見て自分に相応しいのかどうかをジャッジしています。
相応しい行動をした時は意識したりはしませんが、相応しくない行動や言動をした時は強烈な違和感を覚えます。
例えば自分らしくない暴言で相手を傷つけてしまった時など、その日の夜は眠れなかったという経験をされたことがあるのではないでしょうか?
また自分はいい人ではないという認識の人が偶然いいことをしてしまうと恥ずかしさのような感情、”自分らしくない”という感情が湧いてくると思います。
2-1.私たちの思考・行動はセルフイメージにならう
私たちは自分に相応しいことしか出来ません。
性格を変えたいと思い、態度や言動、行動を改めようと多くの人が努力されます。
しかしほとんどの場合、上手く行きません。それは行動を変えるだけで自分の認識(自己イメージ)をアップデートしていないことが原因です。
私たちは自分に相応しい行動しかできないからです。
ですから、まずやるべき事は理想の自分の性格を含めたあり方を意識して、しっかりイメージすることが重要です。(ゴール設定です)
自己イメージがあって、無意識がそれに相応しいように半自動で振る舞っているのですから、新たな自己イメージを作れば、それに相応しい振る舞いが当たり前にできるということです。
そして、その自分の思考・行動をジャッジして『私って最近変わった・・・』となるのです。
- 前向きになった
- クヨクヨしなくなった
- 笑顔でコミュニケーション取れてる
その結果、『そういえば性格も変わったって言われたなぁ・・・』『確かに変わってる!』という感じでしょうか。
具体的な方法は『自分の性格を思い通りに変える方法〜科学的な方法でリセット可能な理由〜』をご覧ください。
3.性格の歪みの原因
先に性格の歪みの原因は過去にあると書きました。過去に影響力のあった大人や環境によって歪んだレンズを掛けられてしまったためです。
先の歪んだ性格の人の共通点の今さえ良ければいい、自分さえ良ければいいというのはそのような人が周りにいた、それが当たり前の環境だったということです。
特定のもの(お金など)に異常に執着している、他人の幸せを喜べない、または不幸を喜ぶも同じです。それが当たり前でその価値観、世界観を本人が受け入れてしまっているということです。
自分のことしか考えられない人に一方的に否定し続けられる、もしくはお互いに否定し合うというのは足を引っ張りあって幸せから遠ざかって行っているわけです。
他者の幸せを喜べないのも当然ですね。
それが家族なのか地域なのか、たった一人の影響力の大きな人なのかはともかく、『これって、この先の私の人生に必要な価値観なのか?』と意識に上げて考えてみる必要があります。
数年前、中国人観光客のマナーの悪さを度々メディアが取り上げていました。これは日本に来るとマナーが悪くなるのではなく、中国国内にいるときも同じ振る舞いをしているのです。
しかし周りの多くがこの様な人ばかりだと、それが当たり前だし、そうでないと困る。つまり環境に適応しているのです。
自国内では当たり前の”マナーは無視する”という環境に適応しているぶんには問題なくても、他の国でこれをすると大問題になるわけです。それらは無意識レベルでやっている当たり前のことだから指摘されないと気が付けない・・・
性格の歪みというレンズ、フィルターも同じです。
自分の性格の歪みを感じている人は性格が過去の要因で悪くなったと考えるのではなく、過去のコミュニティ、環境に適応してしまっているだけだと考えてみてください。
自分の性格に違和感を感じているのは、そのフィルターを掛けたまま別のコミュニティに移動しているからです。
4.自分の性格に執われることは過去への執われと同じ
性格の歪みの原因は過去にあると書いてきました。
ですが、変えられない過去によってあなたの性格はすでに決定してしまったというわけではありません。
過去に影響を受けた人たちや環境に適応するために心に歪んだレンズ、フィルターが掛かった状態にある。そしてそのコミュニティの外に出たことで必要なくなったそのレンズ、フィルターがあなたの人生の邪魔をしていると認識する必要があります。
ですから、過去にあった出来事や環境のせいにする必要は全くなく、執われる必要もありません。古い必要なくなったレンズを外して、新しい環境に適応すればいいのです。
4-1.今の自分を変えるには
よく今の自分を変えたいということで、今の自分に直接アプローチする人がいますがそれではなかなか上手く行きません。
例えば、いきなり新しい方法論を試したり、新しい習慣を作ろうとするものです。〇〇ダイエットなど、流行っては消えていくようなものがまさにそうですね。
私たちは常に変わり続けています。物理的な今を変えようとしたところで、その今は次の瞬間には過去になっています。(へ理屈の様ですが本当です)
ではどうするのかといいますと、今を変えたければ未来を設定すること、すなわち未来の設計図を今作ることです。
コーチングではゴール設定といいます。
ゴール設定と聞くと大きな夢、もしくは目標設定の様に思われる人も多いかと思います。確かにそれも含んでいますが、どんな自分でありたいか?という理想の未来のあり方も重要なゴール設定です。
過去の記憶によって出来上がった今の自分は何もしなければ、基本的にはそのままの自分を維持するようホメオスタシス(無意識)が働きます。
ホメオスタシスとは恒常性維持機能のことです。私たちの体温や心拍数が状況に応じて自動調整されているのはまさにこのホメオスタシスによるものです。
ホメオスタシスは私たちの身体のみならず、情報的なものに対しても働いています。例えば生活水準や収入などです。
新しいダイエットの方法論を試して、数週間、数ヶ月継続できると、ある程度結果が見えてきます。ただ一見成功したかのようにも思えるのですが、その後の結果をさらに追跡すると多くの方がリバウンドをしています。
その理由は何なのかといえば100%このホメオスタシスによるものです。意識的にはスリムになりたい、ダイエットを成功させたいと思っていても、無意識レベルでは今の体型今の体重が居心地がいいのです。
また、宝くじの高額当選者が文字通り自分が想定しているよりはるかに大きな金額を手にしてしまうとあっという間に散在して無一文になってしまいます。ゼロ(元の水準)になるどころか自己破産してしまう人もいます。
そのくらい、このホメオスタシスの現状維持しようとする働き、現場からはみ出した際、元の状態に引き戻そうとする働きは強烈です。
ただ、この強烈なホメオスタシスの働きは現状維持のためだけではありません。もしあなたが理想の未来の自分を設定して、その自分こそが本当の自分なんだと心から思い込むとします。つまり未来の自分の臨場感が現場の臨場感に勝っていれば、ホメオスタシスは未来の自分に対して働きます。
今の自分でいることに強烈な違和感を覚え、まだイメージしかない未来の自分が真の自分であると捉えるのです。所謂居てもたってもいられないという状態ですね。
そしてゴール設定とはこの未来に対して強い臨場感を持ち、現状から移行するための設計図ということです。
ゴール設定に関しては『ゴール設定の方法〜劇的な変化を体感するコーチングの基本〜』を参考にしてみて下さい。
5.性格の歪みを直す方法
繰り返しになりますが、今の自分の性格というのは過去に影響力のあった人の言葉や環境によって形成されたものです。
歪みというのは本人もしくは周りにとって相応しくない出力をしてしまうプログラムが走っているということは先に解説しました。(心に掛かった歪んだレンズです)
性格の歪みを直すには、
- このプログラム、心の歪んだレンズを無効化する
- 理想的な自分を設定する
2点が重要になります。
少し極端な例えかもしれませんが、周りが嘘つきや人を貶めようとしている人ばかりの環境で育つと素直なままでは搾取され続けます。
その結果、環境に適応します。(周りに同調します)
つまり本人もそのようになってしまいます。
しかし社会に出て環境が変わり、本当の友だちや恋人が欲しいと思った時、それまで身に付けたプログラムが邪魔をします。ポジティブな言葉をそのまま受け取れない、心を通わせたいのに相手の言葉の裏を反射的に読もうとしてしまうなど、それまでは必要だったものが邪魔になります。
先ずは過去に掛けられた必要のない歪んだレンズを無効化する必要があります。
その方法と手順は、
- なりたい自分を大胆に設定する
- セルフトークを意識に上げる
- ゴール側の自分に相応しいセルフトークに修正する
です。
5-1.なりたい自分を大胆に設定する
これは先に解説しましたがゴール設定、すなわち理想的な未来の自分です。現状の自分を考慮しないで大胆に設定することがポイントです。
『出来そうにないし、達成方法だって全くわからない、でもそうなりたくて仕方ない・・・』というのが理想です。
性格の歪みを直すという意味では自分のあり方の部分が重要なのですが、どんな仕事をしていて、どんな仲間に囲まれているのか?など仕事、趣味、家族のゴールを設定してみてください。
ただ、〇〇な人になりたいというゴールだけでは実は弱いのです。自分の理想とする人物になって何をしたいのか?何を成し遂げたいのか?が極めて重要になります。
これは一般的に見てスケールの大きなゴールを設定しましょうという意味ではありません。あくまで自分にとって、そのゴールが思いっきりワクワクできるものであればいいのです。
先の例で言えば、素直に自分の気持ちを言葉で表現して周りの人と楽しくコミュニケーションを図り、信頼できる友人や恋人に囲まれて思いっきりハッピーな自分というのも全然OKです。
例えば仕事のゴールでしたら、
自分の大好きなことをビジネスとしてやって成功している
↓
どんな仲間に囲まれている?
↓
そこでの自分はどんな態度や振る舞いをしている?
家族のゴールでしたら、
家庭内ではポジティブな言葉しか聞こえてこない
↓
それぞれがリスペクトし合えている
↓
そこでの自分はどんな言葉を家族に掛けているのか?
ゴール側の自分をしっかりイメージして、毎日繰り返すことが重要です。
5-2.セルフトークを意識に上げる
ゴール側の自分がイメージ出来るようになったら、普段のセルフトークをしっかり意識に上げるようにします。
セルフトークとは内省的な心の声のことです。私たちは無意識レベルで1日に6万〜8万回のセルフトークをしていると言われています。
私たちは無意識レベルで1日に6万から8万回のセルフトークをしていると言われています。ただ実際意識に上がるのは心が動いた時になどです。
例えば偶然上手くいったことがあったとします。その際あなたは心の中でどんな言葉を自分に書けるでしょうか?『今のはたまたま運が良かっただけだよ』『もう奇跡は起こらないな』などネガティブなセルフトークでしょうか?
それとも『運を味方につけるなんてさすが私だ』『上手くいった理由を分析して次回に繋げよう』と思いっきりポジティブに考えるでしょうか?
たかが心の声と思ってしまいがちですが、思いがけないことが起こった際自分にどんな言葉をかけているのかが私たちのパフォーマンスや成長に多大な影響を与えています。
例えるなら、どんな状況でも自分のことを信じて励ましてくれる上司がいるのか、上手くいっているにもかかわらずネガティブで否定的な意見しか言ってこないパワハラ上司がいるのかぐらい大きな差が生じてしまいます。
セルフトークをコントロールする重要性が分かっていただけたかと思いますが、ここではもう少し意味を広げて、実際に話す言葉、態度などもしっかりチェックしてください。
ここで仮に自分のセルフトークがあまりに歪んだものでも自分を責めたり、落ち込んだりする必要はありません。
もし感情が動いても気にしなくて大丈夫です。(しんどくなったら一旦やめてもいいです)
淡々と意識に上げ続けることがポイントです。今どうであるかということよりも、自分の理想とする未来の自分に一歩でも近づけたとしたらその成長を喜ぶべきです。
5-3.ゴール側の自分に相応しいセルフトークに修正する
セルフトークを意識に上げることに慣れたら、今度はある視点から観ます。
それはゴール側のあなただったら、どういう風に言うのか?振る舞うのか?という未来の視点です。
この言葉は絶対に使わないな・・・と思えば、ここでも淡々と修正していきます。
実際に心の声を意識に上げて、しっかり操作してみてください。
そして重要なのはその時どんな感じがしたか?(フィードバックを取ります)
ここでの感覚は重要です。
違和感がすごかった、今の自分とあまりに違うので気持ち悪いなどあるかもしれません。(ネガティブなものが多いです)
ですが、ネガティブな感覚が起こるということは大きく変化しようとしていると無意識が察知しての抵抗です。
つまり大きなゴールに向かっていているということですのでそんな自分を『私はすごい!!』と自分の言葉でしっかり褒めることが重要です。
そしてそれを繰り返すということです。(淡々とです)
このセルフトークのコントロールをしっかり繰り返すことでどんな時でも”ゴール側の自分”の視点が持てるようになります。
そして意識しなくてもゴール側の自分基準で生きることが出来るようになります。
それが無意識化されるとゴール側の自分が当たり前になって、物理的にも理想的なあなたになることが出来るという訳です。
ポイントは頭の中(未来のイメージ)から先に変えていくということです。
その状態をしっかり作って、考える、振る舞うことで現実を変えることができます。
【参考記事】
アファメーションとは何か?〜心理学から見た正しいやり方と言葉の意味〜
セルフトークとは何か 〜マネジメントから例文まで実践的な使い方〜
【動画解説】今すぐできる性格改善の具体的な方法
まとめ
性格の歪みの原因と直す方法〜無理せず心から笑うために〜
- 今のあなたの性格はその多くが過去にあなたに影響力のあった人たちや環境によって形成されている
- 性格の歪みとは本人もしくは周りにとって相応しくない出力をしてしまうプログラムが走っている状態
- 歪んだレンズで見ると微笑ましい光景でも不幸に見える
- 私たちはセルフイメージ通りの行動、思考しかできない
- 過去を無視して、ゴール設定することで理想のセルフイメージにアクセスする
- 理想の自分のセルフイメージを今使うことで理想の自分にアップデートする
参考になれば幸いです。
※この記事を読まれた方は、ぜひ下記の記事も読んでみてください
- 【もう苦しまない!】嫉妬心をなくすためにやるべき たった1つの方法
- 繊細な人が生きづらい日々を簡単に自分らしく生きる方法
- 変わりたいのに変われない人に知って欲しい科学的な唯一の解決方法
- 【発表!】将来のビジョンが見えない原因と不安を自信に変える方法