アファメーションとは何か?〜心理学から見た正しいやり方と言葉の意味〜

こんにちは。

プロフェッショナルコーチの中原宏幸(@coach_nakahara)です!

アファメーションとはある法則、ルールに基づいた言葉を用いて自分自身に語りかけることです。

シンプルに言えば『ポジティブな言葉を適切に使い、自分自身へ語りかけることで理想の自分へ書き換えていく技術』です。

この記事では『アファメーションとは何か?〜心理学から見た正しいやり方と言葉の意味〜』ついて脳科学を基にしたコーチングの視点で”作り方から唱え方”、”絶対避けたい間違い”まで網羅的に解説します。

 

もしかするとあなたは『言葉を語りかけるだけで自分を変えることなんてできるのか?』と訝しく思っているかもしれません。

また反対に『どんな方法でもいいから、とにかく自分を変える術を知りたいんです!!』と切羽詰まった状況かもしれません。

どちらにしてもアファメーションを学ぶことで、あなたの自己実現できる精度は飛躍的に上がります。

なぜなら自分に普段どんな言葉を掛けているかでパフォーマンスなもちろん、手にする結果も大きく変わるからです。

逆に言えば”いつも望む成果を出せている人”は自分にポジティブで適切な言葉をかけることができている人です。

これは自分の中に”どんな挑戦も応援してくれる理想の上司”が居て、励まし続けてくれるのか?

はたまた、”やることなすことにネガティブな反応しかせず、ダメ出ししかしないパワハラ上司”がボヤき続けているのかくらいの差があるからです。

 

詳しくは後述していますが、アファメーションで結果を出すための必要なのは”正しい知識と技術”です。(科学的な裏付けがあります)

短絡的、盲目的に『1日1000回唱えれば夢は叶うはず…』と考えるのは無意味であり、危険です。

使い方を誤ると効果を出せないのはもちろん、今の自分に執着したり、自分を追い詰めてしまう危険性がありますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

目次

1.アファメーションとは

アファメーションには断言、確言、肯定、(宣誓に代わる)確約という意味があります。

一般的な意味としては”ある言葉を唱えることで自分を変える方法”という認識をされている方が多いのではないかと思います。

ここでは科学的かつシンプルに『法則に則った正しい言葉を適切に使い、自分自身へ語りかけることで理想の自分へ書き換えていく技術』と定義しておきます。

1-1.なぜ言葉が重要なのか?

ところで”正しい言葉を使う”、”ネガティブな言葉は使わない”と聞くと多くの人は正しいことだと思いますよね。

では 『法則に則った正しい言葉を適切に使うと理想の自分へ変われますよ』と言われるとどうでしょうか?

少し胡散臭いなと思いませんか?

私はパーソナルコーチングやセミナーなどでアファメーションの使い方を繰り返し指導しているのですが、ほとんどの人が”盲目的に信じようとする人”、”アファメーションについて懐疑的な人”のどちらかに分かれます。

 

実はアファメーションを正しく使うことで理想の自分になれる科学的な理由をほとんどの人は知りません。

なぜ言葉が重要なのかといえば、私たちは自分の認識している自己イメージに従って行動しています。

逆に言うと自己イメージに反することは基本的に私たちにはできないのです。

その自己イメージがどのように形成されたかというと、言葉によって作り上げられたのです。

先述した通り、 ”どんな挑戦も応援してくれる理想の上司”が励まし続けてくれるのか?はたまた、”やることなすことにネガティブな反応しかせず、ダメ出ししかしないパワハラ上司”がボヤき続けているのかで部下やチームのパフォーマンスは圧倒的に違ってきます。

 

実は私たちは1日に6万〜8万回のセルフトークを繰り返していると言われています。 もちろん、ほとんどは意識に上らない無意識下で繰り返されています。

この自分に対する言葉がポジティブなものなのか、ネガティブなのかによって、とてつもない差が生まれるのは簡単にイメージできると思います。

セルフトークによって作られたセルフイメージが私たちを縛るのです。

1-2.アファメーションは自己暗示?

セミナーなどで『アファメーションは自己暗示なのですか?』という質問がよくあります。

結論の前に、自己暗示とは”自分の観念だけで、その対象があるような意識を生ずること”とあります。

一般的には”思い込むこと””思い込みを強める”という認識で使われていると思います。

結論を言うとアファメーションとは自己暗示です。ですが、思い込みが強いとか、ただただ強く思い込むことだけではありません。

脳科学、心理学的視点を踏まえ、正しい言葉の作り方や伝え方、唱えるときの意識状態まで体系的にまとめ上げたものがアファメーションということです。

 

ですから、”録音されたものをただただ聞き流せばいい”、”とにかく一日1000回唱えましょう”というのは『プロ野球選手になりたかったら毎日1000回素振りをしなさい』と言う短絡的な根性論と変わらないということです。

スポーツなどと違い、アファメーションを聞き過ぎたり唱え過ぎたりして身体を壊してしまうことはありませんが、ほとんどの場合、いくら繰り返したところで望む結果は得られません。

そこに気付くことができないと貴重な人生時間を失い続けることになりますから、ある意味スポーツの怪我より怖いことかもしれませんね。

1-3.アファメーションの目的と流れ

アファメーションと言った時に多くの人は『私は自分の大好きな仕事で世の中に自分しかできない機能を果たしていることに最高の喜びを感じています。』という文章であったり、それを読み上げる行為をイメージすると思います。

もちろんそれは正しいのですが、アファメーションには大まかに3段階の流れがあります。

それは、
アファメーション

ビジュアライゼーション

プライミング

です。

多くの人の中でアファメーションが”文章を読み上げるところまで”でストップしているため、とにかく回数をこなすことにこだわってしまう原因になっているのではないかと思います。

上記のアファメーションは”文章を作り読み上げる”までですが、その先にビジュアライゼーションとプライミングがあります。

ビジュアライゼーションとはその名の通りビジュアライズすること、つまり理想的な未来の自分をイメージすることです。 逆にいえば、”理想的な未来の自分をリアルにイメージしたいからアファメーションという言葉を使っている”と言えるわけです。(ここ重要です)

 

プライミングとは情動を発火させて行動を促すことです。私たちは情動が伴わないと行動につなげることができません。

シンプルに言えば『〇〇さんのリーダーシップにみんないつも救われています』という言葉にグッときたり、心の中でガッツポーズしたりすることがあると思います。

そのような言葉を受け取った時に情動が発火し、『自分はここでみんなから頼られている優秀なリーダーなんだ』という自覚が生まれ(さらに強まり)、そのように行動したくて仕方なくなります。

ですからアファメーションを使いこなす上で、その気になりやすいとか、おだてられやすいというのは重要なポイントになります。

さらに言えばこのようなエピソードは自分の中でかなり鮮明に記憶しているのではないでしょうか。実は私たちの情動が動いた時の記憶はがっつりと無意識に書き込まれます。

このような記憶は後々に何度も繰り返し思い出してしまいます。大切な人からのグッとくる言葉はまさにその典型ですね。

つまりその言葉がアファメーションとして機能しているわけですね。

 

まとめると、より高い視点でアファメーションを捉え、ビジュアライゼーションとプライミングまで含めアファメーションの一連の流れを認識できると、より高い効果が期待できます。

心理学・脳科学に基づいたアファメーションのバイブル

1-4.アファメーションは理想的な未来の自分の台本

先にご紹介したアファメーションの定義は『法則に則った正しい言葉を適切に使い、自分自身へ語りかけることで理想の自分へ書き換えていく技術』でしたが、さらにそれをシンプルに言うと『アファメーションは理想的な未来の自分の台本』といえます。

台本というと『それって本当の自分ではない自分を無理やり演じてることにならないのですか?』という質問が来そうです。(実際セミナーで質問されました)

しかしそうではありません。もちろんそれぞれ自分の中に”本当の自分”というイメージを持たれている人も多いかと思います。

ただそのイメージの持ち方にポイントがあります。

 

多くの人は”本当の自分”は絶対変わらないもの、もしくはそう簡単に変わらないものという認識を持っています。

その根拠となっているのは『過去に自分を変えようとしたけど結局うまくいかなかった』という失敗の経験かもしれません。

また映画や小説などでも『結局自分は〇〇だから・・・』というセリフはよく出てきます。

断言できますが、”結局変われなかった”というのは”正しい努力の仕方を知らなかっただけ”です。

 

実はこのような失敗体験を私自身、数え切れないほどしてきました。

では今はどうかと言うと失敗自体はあるのですが、そこで歩みを止めてしまうということはありません。

というのもプロコーチという職業をしているので当然マインド(脳と心)の使い方は習得しているつもりです。つまり正しい努力の方法論とやり方を知っているのです。

 

逆に言えば、正しい努力の方法論とやり方を知らずして自分を変えることは絶対にできません。

ビギナーズラックや確率論的に一時的にうまくいくともありますが、結果を出し続けることは非常に難しいのです。

確かに昨日まで引っ込み思案で内向的な人が今日から底抜けに明るく社交的な人に一瞬で変われるかというと、ほぼ不可能だと思います。

ですが理想の未来の自分の台本であるアファメーションを活用して、少しずつ人付き合いの楽しさを学んで行く、少しずつ自分の世界を広げていくことは誰にでもできることです。

そして少しずつ行動することで今まで知らなかったことや体験したことのない新鮮な情報がどんどん自分に入ってきます。

大変なことや疲れることもたくさんあるけど、周りの人との繋がりを楽しみながら自分の成長を実感できることが何よりも楽しい・・・

 

そのように心から思えるようになった人の6ヶ月後は、控えめに言って6ヶ月前とはまるで別人です。余談ですがこのような成長、ポジティブな変化に立ち会えることはプロコーチにとって最大の喜びの一つです。

 

アファメーションの本ではないですが、言葉で人を如何に動かすかを徹底解説された名著です↓

人を行動行動させるための理論と技術がとても分かりやすく解説されています。セールスに使う手法として紹介されていますが新たなチャレンジやゴール達成にこそ使いたい方法論です。

2.あなたはなぜアファメーションを使いたいのか?

ところで、この記事を読んでいるあなたはアファメーションについて興味があり、アファメーションをマスターしたいと思っていらっしゃると思います。

ではなぜあなたはアファメーションをマスターしたいのでしょうか?これはコーチングでいうところのゴールの話で、極めて重要な部分です。

 

アファメーションの効果が強烈なのは間違いないですが、アファメーション自体は一つのツールに過ぎません。それよりも重要なのは『あなたがどんな理想的な未来の自分を目指すのか?』『その新しい自分で何を成し遂げたいのか?』というゴールそのものです。

そこに思いっきりワクワクできなければ、どんなに便利で強力なツールだったとしても使いこなすのは難しいのです。

 

とはいえ、ゴール設定自体を難しく考える必要はありません。今までずっと恋人がいたことがない人が『大好きな人と恋愛を楽しみたい』というのは、その人にとって素晴らしいゴールだといえます。またサラリーマン、会社員の経験しかない人が『自分の大好きな事をビジネスにしてガツガツ稼いでみたい』というのも素晴らしいゴールです。

実はゴールそのものに良いも悪いもありません。本人から見て心からワクワクする現状の外側の未来であればいいのです。(先の例はどちらもそれを満たしています)

【参考記事】
ゴール設定の方法〜劇的な変化を体感するコーチングの基本〜

3.なぜ言葉を唱えるだけで人生が変わるのか

私たちにとって言葉(アファメーション)が重要なのかというのは先述した通り、

  1. 私たちは無意識レベルでセルフイメージに沿った行動をしてしまう
  2. そのセルフイメージを形成しているのはセルフトーク、つまり言葉
  3. その言葉を理想的な未来の自分にふさわしい言葉に調整していく
  4. その結果セルフイメージが理想の未来の基準にアップデートする
  5. マインドが新たな基準になることで思考、振る舞いが変わりチャンスを掴めるようになる

ということでした。

 

つまり今の自分のマインド(脳と心)が未来の理想的な状態を先取りすることによって、

  • 必要なチャンスが見える
  • イメージ通りに行動できるようになる
  • 状況にかかわらず自分のパフォーマンスを発揮できるようになる
  • 新しいことにも積極的にチャレンジできるようになる
  • 高いモチベーションをキープできるようになる

など、これらが新しい自分になって成功を掴む下準備(マインドセット)というわけです。

 

では反対に、これらの下準備がなかったとしたらどのようなことになるでしょうか?

  • チャンスを突っぱねる、他者に譲る(そもそも見えない)
  • やりたいことがあっても思うように行動できない
  • 自分のコンディションやパフォーマンスに大きな波がある
  • 新しいことに対して消極的
  • 言っていることと行動が合致していない

などなど・・・

 

信じられないかもしれませんが、このようなことが起こってしまいます。

というより私たちの無意識が自分にふさわしくないと判断すると思考や行動を制限するのはもちろん、チャンスそのものを見えなくしてしまうのです。

ですから、重要なポイントとしては『言葉を唱えるだけで人生が変わる』 というよりは『人生を変えるために徹底的に言葉をコントロールして思考・行動・見える世界を変えていく』ということです。

3-1.私たちを縛るセルフトーク

アファメーションを学んで使いたいと思っている人に意外と多い勘違い(盲点)があります。

それは『今、自分はアファメーションを使っていないから使えるようになりたい』というものです。実は、これは正しくありません。

『いやいや、これから学ぼうとしているのだから使っていないのは当然なのでは?』と思うかもしれません。

実はコーチングを学ぶ以前の私も全く同じように考えていました。

確かに脳科学・心理学に基づいた方法論を意識しては使っていません。

ただ言葉そのものは当たり前に使っています。

 

例えばいつも『お金がない』と言っている人は、かなりの確率でお金を嫌うアファメーションをしています。

  • 大金を持つとろくなことがない(人生狂ってしまう)
  • 大儲けしている人は裏で何をやっているか分からない
  • ほとんどのトラブルはお金が絡んでいる

などのお金に対するネガティブな言葉を使っていませんか?ということです。

これらの言葉やイメージが『こんなトラブルは避けたい、だから必要最低限のお金以外は要らない』というアファメーションとして機能しているのです。

言葉というのは普段の会話はもちろんですが、ここでは”内省的な心の声”つまりセルフトークのことを指しています。このセルフトークのコントロールが極めて重要になってきます。

 

繰り返しますが、”どんな挑戦も応援してくれる理想の上司”が励まし続けてくれるのか?はたまた、”やることなすことにネガティブな反応しかせず、ダメ出ししかしないパワハラ上司”がボヤき続けているのかで部下やチームのパフォーマンスは圧倒的に違ってきます。 

セルフトークですから、もちろん自分で自分に声(言葉)をかけているわけです。

私たちは無意識に1日に6万〜8万回のセルフトークをしているわけですから、ここでどのような言葉を使っているのかによって私たちのコンディションや発揮できるパフォーマンス、チャンスを見るのかリスクを見るのか?など、圧倒的な差が生まれるわけです。

4.アファメーションが使える場面

『アファメーションはどんな場面で使えるのですか?』という質問も非常によくいただきます。答えとしては”あらゆる場面”ということになります。

仕事でもプライベートでも人間関係において抱えている問題に対しても使うことができます。

ただ重要なのは使い方です。ここを間違えてしまうといくら繰り返し唱えてもほとんど効果が出ません。そのポイントは何なのかというと”新しい自分になる必要があるのか?”ということです。

 

コーチングのゴール設定において重要な制約の一つに”現状の外側に設定する”というものがあります。現状の外側とは今の自分の延長線上にない未来のことをさしています。

シンプルに言えば『今の自分では全く通用しないよね。

でも何としても手に入れたい』というゴールが良いゴールです。

具体的には『高嶺の花のあの人と付き合いたい』、『ライブ経験ゼロだけど一年後に全国ツアーをやりたい』など、口に出すこともはばかられるくらいが丁度いいのです。(もちろん本人にとってということです)

なぜなら大幅に自分を変える必要があるからです。これが新しい自分になる必要性であり、モチベーションになるわけです。

4-1.アファメーションが使えない場面

反対にアファメーションが使えない場面というのもあります。正確に言うと場面ではありませんが、”自分を変える必要性がないこと”に対しては全く機能しないのです。

例えば一般的な目標設定であれば、”現実的で達成可能なものが素晴らしい目標”とされています。

大幅なシステムを変更する必要がなく、改善で対応できるケースなどですね。

このような現状の内側の目標に対してはアファメーションをほとんど効果を発揮しません。

なぜなら新しい自分になる必要がないからです。これはアファメーションの定義を考えれば当然といえますね。

5.アファメーションの作成方法 〜11の制約と2つのコツ〜

さて、ここからはいよいよアファメーションの具体的な作成方法についてお伝えして行きます。

アファメーションを作るにあたっては11のルールがあります。

  1. 個人的なものである
  2. 肯定的な表現のみを使い、肯定する対象のみを盛り込む
  3. 達成している」という内容にする
  4. 現在進行形である
  5. 決して比較しない
  6. 「動」を現す
  7. 情動を現す
  8. 記述の精度を高める
  9. バランスをとる
  10. リアルなものにする
  11. コーチ以外に秘密にする

なんだか複雑で難しくて、作るのにかなり時間がかかりそうですよね。

実際、私が初めてアファメーションを作成した時は仕事以外の活動をストップして一週間ぐらいかかりました。

 

ですが、ご安心下さい。 効果のあるアファメーションをスピーディーに作るには重要な2つのコツがあります。 

  1. すでにある例文を参考にカスタマイズする
  2. とりあえず作って、日々アップデートしていく

先にご紹介した例文の『私は自分の大好きな仕事で世の中に自分しかできない機能を果たしていることに最高の喜びを感じています』をチェックしてみましょう。

「私は〜」と一人称ではじまり、ポジティブな表現を使い、すでに達成されたように言い切り、その状態が続いているように現在進行形で記述できています。

また、誰とも比較しておらず、仕事で機能を果たしているという行動と嬉しいという情動を記述できています。

 

全てのルールを満たした、よくできたアファメーションと言えますね。

このアファメーションを日々繰り返し唱えていく中で、精度を高めるためのアップデートを行い、一つのゴールだけにとらわれないように注意しながら、自分の思考や行動をゴール側の自分へアップデートしていきます。

ゴールそのものはもちろんですが、なりたい自分についての情報もプロコーチ以外には話してはいけません。なぜ他言無用かというと、仲のいい人や自分が信頼している人ほどドリームキラーになりやすいからです。

 

後述した11のルールでも解説していますが、アファメーションやゴールの更新は自分が思っているより早いものです。これは自分の成長はなかなか把握できないことが原因です。

ですから『どうやったらもっとリアルに未来を感じられるだろうか?』と楽しみながらアップデートしていくことが精度を高めるポイントになります。

〜アファメーション11のルール〜

1. 個人的なものである。

1人称で書きます。アファメーションの主語は個人の場合は「私」、チーム・組織の場合は「私たち」です。

内容は、あなたが心の底から望んだり、思いを馳せたりする、個人的なものにします。

アファメーションはもちろん、ゴールというのは主観でオリジナルが望ましいです。

誰かのようになりたいというゴールはある意味で不完全です。

ただ一足飛びに完全オリジナルには行けないことが多いので更新していく中でオリジナリティを高めていきます。

2. 肯定的な表現のみを使い、肯定する対象のみを盛り込む。

アファメーションの中には、「こうなりたくない・欲しくない」という表現を使ってはいけません。

また、行きたくない未来の情報、欲しくなかったりする対称も、一切盛り込んではいけません。これはネガティブがダメでポジティブに考えることが素晴らしいからという理由ではありません。

無意識は主語や否定形を認識できないからです。

 

言葉を読んだり、見ただけでも私たちは無意識にイメージします。

そのイメージに引っ張られてしまうのです。

とくに失敗や失敗することへの恐怖心には私たちは魅入られやすいですから注意してください。(取り憑かれたように失敗を恐れる人ですね)

3. すでに「達成している」という内容にする。

アファメーションは”現在のあなたがすでに人生のゴールを達成している”、という考えのもとに作っていきます。

なぜなら、アファメーションはあなたのゴールのコンフォートゾーンをあげるための技術だからです。

 

よくある失敗が『私が〇〇になったら最高です!』というものです。

自分の成功を見上げているつもりで作ったのでしょうが、それは映画の主人公を見ているのと変わりません。

私たちが見たい映像は未来の自分の視点からの景色と体感です。GoProの映像やVRですね。

4. 現在進行形である。

同じ理由から、アファメーションの文言はすべて、「今まさに○○している」「今起こっている」などのよう に現在進行形で記していきます。

そこでの感覚(五感)情報を盛り込んで行くと、さらに臨場感が上がります。

『未来にそうなったらいいな』ではなく、そのイメージを今、リアルに感じたいのです。

5. 決して比較しない。

他人と比較して「こうだ」という内容にしてはいけません。

他人との比較によって成り立つゴールの世界は、本当のゴールではないからです。(刷り込まれている可能性が高いです)

 

よくライバルがいる方がいいのではないか?と考える人もいますが、必要ありません。

もしそのライバルが居なくなれば自分も失速してしまいます。

”今の自分”と”ゴール側の理想の自分”、そのギャップを埋めることの最高の喜びを感じたいですね。

6. 「動」を現す。

アファメーションでは、ゴール側での自分自身の行動や振る舞い方を表すような言葉づかいの工夫をしてください。

例えば「私は信頼するパートナーに囲まれて仕事をしていることに喜びと誇らしさを感じていて、彼らへの感謝を笑顔と言葉で伝えている」と言った感じです。

「動き」を表す言葉を使うことで、ゴールを達成下自分の姿をより鮮明にイメージすることができます。

アファメーションした未来の自分に今(その瞬間から)、なりたいわけですから行動に直結する文章にすることはとても重要です。

7. 情動を現す。

ゴールを達成したときに、あなたがいかに感動するか。

その感動をあなたに正確にイメージさせる言葉を使って、ゴール世界のあなたの姿をアファメーションの中に表していきます。

そして、あなたが選んだ情動を 表す言葉に対して、かつて経験した「嬉しい・楽しい・心地よい・清々しい・気持ちいい」などの最高の情動を結びつけておきましょう。(プライミング)

 

情動を結び付けておけば、ゴールの世界の臨場感はいっそう増し、よりリアルになっていきます。

言葉を読んで情動が発火することが理想です。

想いを寄せている人、尊敬している人からの嬉しい言葉を思い出しただけで、その瞬間嬉しくなったり元気になったりするあの感覚です。

8. 記述の精度を高める。

アファメーションは1度作れば終わりというものではありません。

毎日、自分にそれを語りかけながら、気づいたことがあればその都度、修正を加え、精度を高めていきます。

 

これはアファメーションの精度を高めるという意味合いもありますが、自分の成長によってゴールが現状になった際の更新を見逃さないというのも重要なポイントです。

 9. バランスをとる。

人生のゴールは1つに限定されるものではありません(多くの人は仕事に限定している)。

キャリア・家庭・ 姻戚関係・ライフワーク・財産・住環境・地域活動・精神性・健康・余暇・趣味など、生き甲斐を見つけられるあらゆる分野にゴールを見出すことができます。

例えば復縁したいから、『一つに集中した方が精度が上がるのでは・・・』考え、執着するのはNGです。

10. リアルなものにする。

アファメーションの文章は、その文言からゴールを達成した自分自身の姿が浮き出してくるくらい、リアルな記述にしていきます。

このリアルに感じる文章というのは、みなさんそれぞれ違うと思います。

自分の中でどんな言葉がグッとくるのか?心が動くのかを感じることは自分を変えていく上でも重要なことです。

11. コーチ以外に秘密にする。

アファメーションの内容はプロコーチ以外を除いて、誰にも内容を明かしたり、見せたりしてはいけません。

それをきっかけに、あなたのゴール達成を邪魔するドリームキラーが必ず現れるからです。ドリームキラーは手強いのです。

なぜ身近な人ほどドリームキラーになりやすいかというと、今のあなたと仲のいい人は『ずっと今のあなたでいて欲しい』と思っているからです。

今の状態のあなたに強い共感を感じているのです。

ですから、それがたとえポジティブな変化、大きな成長や飛躍だったとしても、その人からするとあなたが離れていくということなので、その現実を受け入れようとしないのです。

 

その結果、大切な人ほど夢を邪魔したり潰しにかかってくるドリームキラーになってしまうのです。

これは脳の機能による現象なので『あの人に限ってそんなことはない』というのは通用しないということを覚えておいてください。

【参考記事】
ドリームキラーとは何か 〜家族や恋人が夢を否定してきた時の対処法〜

6.効果を分けるアファメーションの唱え方

 アファメーションを唱える際、もっとも重要になってくるのがリラックスです。

なぜリラックスが重要なのかというとゴール側の世界を映画の世界と同じものと考えると分かりやすいかと思います。(実際、一つの臨場感世界という意味で同じです)

 

例えば映画館にある椅子が小学校の時に使っていたクッションの無い木の椅子だとしたらどうでしょうか?

お尻や背中が痛くなって映画のストーリーに入り込めないと思います。

同じように慢性的な疲労感を感じている、体に痛みがある、いつも悩んでいるなども映画の臨場感世界に入る障害になりますよね?

 

反対にしっかりリラックスできていて、深く体が緩んでいる状態というのは映画を見たり小説を読んだりするのにうってつけです。

もちろん同じようにアファメーションを唱えるにも最適な状態です。

ポイントは今私たちが生きている物理世界を離れて、作られた臨場感世界に入り込めるかということです。

6-1.アファメーションを唱えるタイミング

アファメーションを唱えるタイミングとして最適なのは”朝、起きてすぐ”と”寝る1時間から30分前”とされています。

その理由は”現実とまだ脳の中にしかないイメージ世界との境界が曖昧だから”です。(ここでの現実とは物理的な現実世界のことです)

朝は起きたばかりで現状の臨場感(情報)をまだほとんど感じていません。

また、寝る前は風呂やシャワーで疲れを癒しリラックスできて、眠くなってきて現場の臨場感が下がってきたタイミングです。

共通しているのはしっかりと体が緩んでいること、そのリラックスできている状態の時ということです。

枕もとにアファメーションのノートや手帳を置いておくのは効果的ですね。(スマホはその他の情報が一気に入ってくるのでNGです)

 

ここでもアファメーションを未来の自分の台本と考えると非常に分かりやすいと思います。

私たちが実際に生きているのは物理的現実世界の”今”なわけです。

そこで何も意識することなく振る舞うと、やはり今の自分になってしまいます。

仮にゴール側の自分が見えていたとしても、それまでの感覚は残っていますし、無意識レベルに行っていることは意識しないとなかなか変えることができません。

 

そこで毎朝アファメーションを使い、いつも最高の自分でいられるよう調整するわけですね。

また1日の終わりは現実世界の中で活動してきたわけで、臨場感もそちらに引っ張られています。

それを1日の終わりにゴール側へ戻すためにアファメーションを活用するということです。

 

もちろん今の自分をすべて否定するわけではないのですが、”今、自分がイメージできる理想的で最高の自分”で日々振る舞うことができれば、私たちの夢の実現を大きく加速することができます。

例えば、何事にも消極的で引っ込み思案な自分がいたとします。

もちろんそれ自体が悪いわけではないですし、本人が納得できていればそれでいいのですが、新しい世界に踏み出そうとする時には足かせになるケースが多いと思います。

ここをアファメーションで未来の自分へ書き換えていくわけですね。

自分を変えるというよりはアファメーションによって”子供の時には誰もが持っていた知らないことへの好奇心を取り戻す”というほうがイメージしやすいかと思います。

そのための台本としてアファメーションはゴール達成のための最高のツールになるのです。

【参考記事】
【プロ直伝】アファメーションの例文と効果が倍増するリラックス方法

7.アファメーションはどうなったら成功なのか?

前述したとおり、アファメーションは”作って読み上げて終わり”ではありません。

  1. アファメーション
  2. ビジュアライゼーション
  3. プライミング

この3点セットをしっかりと回していく必要があります。

7-1.アファメーションのチェックポイント

そして最も重要なのが、正しくフィードバックを取るということ。

つまり今のアファメーションで自分のマインドがどのように変わったのかを意識にあげることです。

正しくフィードバックを取る際に有効な3つのチェックポイントをご紹介します。

  1. 気分が変わった
  2. やる気が出てきた(行動したくなった)
  3. 視点が上がった

順番に解説します。

まず①の”気分が変わった”ですが、ここを見逃してしまう人が非常に多いです。

『なんだ気分が変わっただけじゃないか・・・』と考える人がとても多いのです。ですが、気分をいい方向へ変化させることが出来たというのは間違いなく素晴らしいことです。

 

気分が良くなったことに対しては軽く受け流してしまうのに、楽しい気分を台無しにされた時は目くじら立てて怒り出した・・・、そんな人見たことありませんか?

私は職業上、自分や他者のマインドを観察する癖が付いているのでとてもよく目にします。正直に言うと自分も時々このようなミスをしてしまいます。(すぐに修正しますが)

 

何が言いたいかというと”いつもいい気分でいることは私たちが思っているよりはるかに重要”ということです。

パフォーマンスやモチベーションにも直結しますし、何より未来のことをワクワク考えているのか?目の前の現状に対してイライラしているのか・・・?

新しい自分になって、より素晴らしい未来に行きたいと考えている人にとってはどちらを選択すべきかというのは言うまでもありませんよね。

 

実際アファメーションが正しく使えるようになると、他人の心無い言葉やトラブルによって台無しになった自分の気分や機嫌を早急に修正することができます。

つまりパフォーマンスが高い状態で安定する、大きく生産性が上がるわけですね。

 

次に②のやる気が出てきた(行動したくなった)ですが、これもマインドの仕組みを理解していると、その重要性に気づくことができます。

やる気が出てきた、行動したくなったということは、シンプルに考えて”目の前に欲しいものをぶら下げることができた”ということです。

つまり現状にいながら、ゴール側の自分をリアルに感じることができた。

そしてそこに手を伸ばしたくなった。その結果、モチベーションが上がり、やる気が出てきて行動したくなった、行動したということです。

つまりアファメーションは大成功ということですね。(アファメーションは行動するための技術です)

 

ただ、この仕組みを分かっていないと『気のせいかな』『偶然だろう』と正しく解釈することができないかもしれません。それは成長のきっかけを見逃したことになります。

自分に起こったポジティブな変化を正確に拾い上げることができなければ、そこでやめてしまうリスクが上がります。

大きな変化を起こすためには継続が欠かせないので、とてももったいないことになってしまいます。

 

③の”視点が上がった”ですが、これはもっとも大きな変化といえます。どのようなものかというと『今まで自分の好きなことをいくつも行ってきたけど、結局これを実現したかったんだ』などの気づきです。

いくつかのゴールが洗練された一つの抽象度の高いゴールになった瞬間ですね。

なぜこのようなことが起こせたかという理論的な説明をすると、”今の自分の視点”+”ゴール側の視点”を獲得できたからです。

今の自分の視点だけでは見えなかった、正しく全体を認識できなかったものが、ゴール側の自分という、より高い視点を獲得したことで全体を把握することができた。

その結果、抽象度が上がったということです。

視点が上がったことで、今まででは見えなかった情報を取ることができるようになり、新しいアイデアやチャンス、方法論を認識できるようになるのでより一層”理想的な未来の自分”に加速することができるようになります。

8.恋愛におけるアファメーションの使い方

ここからは具体的なシチュエーションでどのようにアファメーションを使っていけばいいのかを解説します。

恋愛においてアファメーションはかなり使えます。

恋愛を科学的なコーチングの視点で見ていくとシンプルに”パートナーとの未来の共有”といえます。

お互いがお互いにとってどんなパートナーでありたいのか?これはまさに理想的な未来の自分の在り方そのものです。

また恋愛の中で相手に向き合おうとするほど、必然的に今の自分と向き合う必要が出てきます。

そこでの自分が納得できなければ、自分を変える必要性を感じて成長したいと思いますよね。

これがまさに恋愛を通して成長するということだと思います。アファメーションはそのための心強いサポートツールになります。

 

またよくある質問で『理想のパートナーを引き寄せるアファメーションはあるのですか?』『アファメーションでパートナーを変えることは可能なのですか?』というものがあります。

結論から言えば、結果的に理想のパートナーを引き寄せたり、相手を変えることは可能です。

ただ、それは唱えたアファメーションが直接相手や周りの人に作用するということではありません。

 

アファメーションの定義は『法則に則った正しい言葉を適切に使い、自分自身へ語りかけることで理想の自分へ書き換えていく技術』でした。

アファメーションによって自分の思考・行動・振る舞いが変わるから、その影響が相手や周りの人達に伝わっていくのです。

この仕組みを知らずにいわゆる”引き寄せの法則”を盲信してしまうと、つまりアファメーションを唱えるだけで周りの人達や環境に変化が起こると考えるのは非常に危険です。

なぜならその裏側には”今の自分は変えなくていい、変えたくない”という現状への執着があるからです。

【参考記事】
アファメーションを恋愛に使った効果と引き寄せの法則について

9.失敗しないお金のアファメーション

〜執筆中〜

【参考動画】

10.なぜアファメーションでダイエット出来てしまうのか

『アファメーションを唱えただけでダイエットができてしまう』という言葉を見ると、多くの人は胡散臭いと思うのではないでしょうか?

ですがこれは事実で、本当に出来てしまいます。

ただ、恋愛のアファメーションと同じように、アファメーションそのものが直接身体へ作用して脂肪を燃焼させるわけではありません。

 

ダイエットにおいてもっとも重要なことはゴール設定です

一般的には”〇〇ダイエット”という方法論ばかり注目されがちですが、どのような身体になって、どこへ出かけて、何をすると最高にハッピーなのか?を先ずはじめに決める必要があります。

これはからナビの目的地設定のようなものですね。自分が思い描いた未来に心からワクワク出来るから今の自分(の身体)を変えようというモチベーションが生まれるのです。

 

例えばダイエットのアファメーションの例文として、『私はいつも理想のスタイルでいる自分を心から誇らしく思っています』 という自分をイメージして感じてみてください。

この未来の自分は、

  • 理想的な体をキープするために何を食べ、何を食べないのか?
  • 食事のタイミングと量はどのくらいか?
  • 体を作るための食事と楽しむための食事をどのように分けているのか?
  • 体脂肪率や筋肉量、関節の可動域はどのくらいなのか?
  • 体でどんなゴールを追いかけているのか?そこに必要性はあるか?

などなど、楽しみながらイメージすることがポイントです。

 

決して『〇〇もXXもしなくてはいけない』と考えるべきではありません。

やるべきことが多いように感じるのは、自分のゴールが高いから、そしてそれは幸せなことなんだと捉えるべきです。

『確かにこの身体(未来のイメージ)で今までのこの食習慣はありえないなぁ・・・』と感じながら、未来基準に修正していくイメージですね。

【参考記事】
【プロが解説】アファメーションでのダイエットが効果的な理由

11.アファメーションで復縁する方法とコツ

『アファメーションを使って復縁したいです』という質問もよくいただきます。

アファメーションで復縁する際のポイントは2つあります。

  1. 昔の関係性に戻ろうとしない
  2. 自分が行動して変わるから、新しい関係性が生まれる

 

復縁というと、『以前の幸せな二人に戻りたい』と思ってしまいますよね。

気持ちとしては分かりますし、まさにその通りだと思います。

ですが、そのまま実行してしまうとなかなか上手くいきません。

復縁というゴールだったとしても、過去に戻るのではなく新しく未来を記述するのです。アファメーションで記述したい自分は”かつてのパートナーに今、必要とされる未来側の自分”ですね。

 

そして復縁ということは、自分が変わるのはもちろん、その新しい自分を相手に提示する必要があります。つまり行動が必要ということですね。

その際に重要なマインドセットが”再会ではなく新たに出会う”ということです。

かつての恋人、特に復縁したいと思うほど好きな人に出会うと当時の記憶が蘇ってくると思います。

しかし重要なのは相手に働きかけることです。つまり『あぁ、自分にはやっぱりこの人だ』と思ってほしいわけです。

ですから過去の記憶に引っ張られる、以前の気持ちに浸りたいというのは分かりますが、アファメーションで設定した理想的な未来の自分で振る舞い続ける必要があります。

【参考記事】
【奇跡に頼らない】アファメーションであの人と復縁を成し遂げる方法

12.なぜアファメーションで顔まで変わるのか

これもダイエットのアファメーションと同様に『言葉を唱えただけで顔を変えることなんて可能なのか?』と思われている人も多いかと思います。

もちろん顔を変えると言っても美容整形のように物理的に変えるわけではありません。

ですが、人によっては、また働きかけ次第で別人のような変化を遂げる人も多いです。イメージでいうと、芸能人のデビュー当時の顔とブレイク後の顔があまりに違うことがあります。

モデルやタレントさんなどの中には実際に美容整形されている人も多いかと思います。

ですが、オーラや雰囲気が明らかに変わる人もいます。

これはすなわち本人の中のゴールであったり、セルフイメージ、芸能人であることの自覚や意識が大きく変化したことによるものです。

 

同じように一般人の私たちであっても、自分が心から望むゴールを達成するにふさわしい人間なんだという強い自覚、高いセルフイメージ、使命感などを持つことによって表情や瞳の輝きが全く違ってきます。

逆に言えば、ゴールのない人、現状維持しか頭にない人は輝く必要がありません。

これはいわゆる壮大なゴールの話だけではなく、恋愛においても顕著に現れます。

 

あくまで一般論ですが、男性は恋人がいる方が表情が魅力的になり、女性は恋人がいない時、探している時の方が魅力的になるそうです。

男性はパートナーを守るためにかがやき、女性はパートナーと探したり、出会ったりした時により魅力的になるというのは感覚として分かります。つまりゴール次第ということですね。

【参考記事】
アファメーションで顔を変える!?自信に満ちた表情の作り方

13.アファメーションの効果が現れる期間と短縮方法とは

『実際アファメーションをやりはじめて、どのくらいで効果として現れるのですか?』という質問をよくいただきます。

アファメーションに興味のある人でしたら気になるところだと思います。

これにはもちろん個人差がありますし、一概には言えないのですが、はっきりと効果を実感するには早くても3ヶ月くらいかかるのではと思います。

 

ただ、アファメーションは技術ですから効率よく学ぶことで、その期間を短縮させることが可能です。

私はよくセミナーなどで『アファメーションは座学で学ぶものではなく、スポーツや楽器の演奏のように体で学ぶものですよ』とお話ししています。

『えっ、でも体を動かすものなのですか?』と聞かれるのですが、確かに体そのものを動かすというのはあまりしません。

ですが、先述したプライミングのように”体感”がかなり重要になってきます。

楽器の演奏はまさにそうだと思いますが、”演奏の仕方を詳しく知っている”と”実際に演奏できる”というのはまるで違います。

 

アファメーションも同じで、本を読んだり動画を見たりして詳しくなることは簡単ですが、使って結果を出せなければ意味がありません。

アファメーションは行動するための技術です。

ですから行動とセットで行うべきです。

またフィードバックを取る際も”マインドが変化したかどうか?”も重要なのですが、”行動につながったかどうか?”、”いつもより大胆に動けたか?” など自分の行動にどのように作用したかを詳しくチェックしていきたいですね。

【参考記事】
アファメーションの効果を実感できる期間を短縮させる方法

14.アファメーションの最強例文 〜仕事・お金・恋愛〜

先述したアファメーションの作り方のところで『すでにあるアファメーションを活用して、自分なりにカスタマイズするのがポイント』 とお伝えしました。

また分野の異なるゴールに対するアファメーションに関しても参考にして作成していただけたらと思います。

【参考記事】
【プロ直伝】アファメーションの例文と効果が倍増するリラックス方法

15.【上級編】アファメーションで他者へ働きかける方法

 アファメーションを使って他者に働きかけるというのは本来の使い方から少し外れます。

ただ実際は、どんなゴールにしても自分一人だけで達成されることはほとんどないので有効な方法といえます。

 

この方法論も、先述したダイエットアファメーションや復縁のアファメーションと同じで、アファメーションそのものが自分以外の人へ直接作用するわけではありません。

ですから、まず自分に対してアファメーションを実践して、しっかり結果を出していることが大前提となります。

 

つまり、理想的な未来の自分になった上で言葉、態度、行動を提示していきます。

言葉に関しては自分にしているアファメーションをアレンジしてアプローチすれば良いでしょう。

この時、相手にどのような言葉をかければセルフイメージが上がり、パフォーマンスが上がるのかということをチェックしながら行います。

 

このように書くとアファメーションを自分に使っていなくても、他の人にポジティブな言葉をかけることができそうな気がしますが、実際やってみると全く上手くいきません。

私たちは同じ場所を共有しているだけで膨大な情報のやり取りをしています。

いわゆる言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションです。

そして情報量の9割以上は非言語コミュニケーションと言われています。

言ってることは正しいし、すごいことを言っているんだけど全然説得力のない人がいると思います。

 

なぜそのようなことが起こるかというと、その言葉を言うに相応しい人間でないことが非言語情報でダダ漏れになっているからです。

ですから、同じゴールを共有する仲間などに対して自分が影響力を持った存在になろうと思えば、まずは自分からゴール側の自分にふさわしい言動と振る舞いができるようアップデートすることが不可欠です。

先に態度と行動を提示すると述べましたが、同じ場を共有していればそれらは自然と伝わります。

16.アファーメーションマスター教材〜理論編〜

まとめ

アファメーションとは何か?〜心理学から見た正しいやり方と言葉の意味〜

今回、ご紹介したアファメーションはゴーチングの元祖であるルー・タイスが体系的にまとめ上げたものです。

それに私のプロコーチとしての活動の中での感覚やフィードバックをプラスしました。(内容や意味合いを変えてはいません)

 

私たちは思いの外、ネガティブなアファメーションを繰り返し、その言葉に縛られています。

たかが言葉ですが、良くも悪くも私たちの思考・行動をコントロールしています。

逆に言えば、言葉を自由に扱えるようになると自由に生きやすくなるということでもあります。

 

否定・皮肉・嫌味・非難など、ネガティブな言葉の一切ない世界をイメージしてみて下さい。

これらを止めると、可能性が見えてきます。実際、見えてしまうと手を伸ばしたくなるし、大胆なことがしてみたくなります。

もちろん、現実の世界をこのように変えるにはまだまだ時間がかかるでしょう。

ですが、自分の内なる世界をこの瞬間から変える、少しずつ変え続けることはできます。

そのために、先ずは言葉を未来の自分にふさわしいものへアップデートしてみて下さい。

 

少し気分が変わってきましたか?
いいですね!w
重要なフィードバックです。

小さな変化を喜びつつ、アファメーションのおもしろさにハマっていただけると幸いです。

 

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